小淵沢駅

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小淵沢駅(こぶちざわえき)は、山梨県北杜市小淵沢町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

乗り入れ路線[編集]

中央本線小海線の2路線が乗り入れ、接続駅となっている。このうち、中央本線を当駅の所属線[1]としており、小海線は当駅が起点である。

中央本線新宿方面(吉祥寺駅)から当駅までが八王子支社の管轄であり、塩尻方面及び小海線は長野支社の管轄である。両支社の境界は、中央本線は下り第4閉塞信号付近、小海線は県道11号線との交差付近(この付近に上り遠方信号機あり)に置かれている。

中央本線の特急列車スーパーあずさ」は上下ともに約半数の列車のみが停車するが、「あずさ」については上り列車1本(34号)以外の全列車が停車する。

土休日に、215系で運行される「ホリデー快速ビューやまなし」号の山梨県側の終着駅でもある。

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する地上駅。3番線はホームなしの待避線である。5番線からは当駅始発の松本方面行列車も発車する。島式ホーム2面は跨線橋で結ばれ、駅舎と中央本線が発着する1・2番線とは地下通路で結ばれているが、駅舎と4・5番線は直接行き来することができない。1・2番線ホームはかさ上げ工事が実施されており、都市部の駅と同等の高さが確保されている。

駅舎は開業当初からのものという記録が残る木造平屋建てで、内部にはコンコース、待合所のほかに売店駅弁など)や信州そば・うどん店がある。

直営駅駅長配置)であり、管理駅として日野春駅長坂駅を管理している。みどりの窓口(営業時間 6:30 - 20:00)、自動券売機2台、指定席券売機1台、簡易Suica改札機が設置されている。自動改札機は設置されていない。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 中央本線 下り 上諏訪塩尻松本長野名古屋方面 当駅始発は5番線
2 中央本線 上り 甲府大月八王子新宿方面  
4・5 小海線 - 清里野辺山小諸方面  

駅弁[編集]

丸政が調製・販売しており「高原野菜とカツの弁当」などで知られている。 丸政#主力駅弁を参照。

利用状況[編集]

1日平均乗車人員は以下の通りとなっている。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1998 1,264
1999 1,681
2000 1,526
2001 1,503
2002 1,389
2003 1,390
2004 1,401
2005 1,395
2006 1,376
2007 1,430
2008 1,380
2009 1,344
2010 1,291
2011 1,306
2012 1,352
2013 1,401

駅周辺[編集]

北杜市小淵沢地区の中心部で駅から徒歩5分ほどで小淵沢総合支所に到達できる。駅前には商店・飲食店などが並んでいるほか、北杜市の観光案内所や小淵沢タクシーの営業所もある。

バス路線[編集]

乗り場 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
小淵沢駅   小淵沢・長坂線 小淵沢IC道の駅こぶちさわ スパティオ小淵沢 北杜市民バス
小淵沢・長坂線 原村・中島公民館・清春芸術村 長坂駅 北杜市民バス 平日の一部の便は長坂中学校・甲陽病院前まで延長運転
清流と甲斐駒ヶ岳周遊バス 道の駅はくしゅう・名水公園べるが尾白の湯・フレンドパークむかわ・まちの駅武川 韮崎駅 北杜市民バス 春~秋の土休日運転
八ケ岳高原リゾートバス スパティオ小淵沢・えほん村・平山郁夫美術館 泉郷 八ヶ岳高原リゾートバス実行委員会(山交タウンコーチ 春・秋の土休日と夏季運転
鉢巻リソートバス八ッピー号 アウトレット入口(ホテル風か)・富士見高原ペンションビレッジ・八峯苑鹿の湯・八ヶ岳美術館・八ヶ岳自然文化園 たてしな自由農園 山交タウンコーチ 夏季運転

隣の駅[編集]

※当駅に一部が停車する中央本線の特急「あずさ」「スーパーあずさ」の隣の停車駅はあずさ (列車)を参照のこと。

東日本旅客鉄道
中央本線
長坂駅 - 小淵沢駅 - 信濃境駅
小海線
小淵沢駅 - 甲斐小泉駅

脚注[編集]

  1. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年

関連項目[編集]

外部リンク[編集]