アンジェリークシリーズの登場人物

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アンジェリークシリーズの登場人物(あんじぇりーくしりーずのとうじょうじんぶつ)は、ゲーム「アンジェリークシリーズ」及びそこから派生したアニメ、ドラマCDに登場する架空の人物の説明の一覧である。

ただし、『ネオ アンジェリーク』に関しては登場人物がシリーズの他作品と全く異なるので、本稿には記載していない。左記作品に関してはゲーム記事を参照のこと。

凡例[編集]

アンジェリーク・リモージュ女王の宇宙とアンジェリーク・コレット女王の宇宙は、それぞれ「旧宇宙」「新宇宙」という名称であったが、シリーズ4作目の『アンジェリーク エトワール』より「神鳥の宇宙」「聖獣の宇宙」という名称に変更されたため、本記事内では「神鳥の宇宙」「聖獣の宇宙」に統一する。

各作品ごとの範囲は以下の通りとなる。


注意以降に核心部分が記述されています。

登場人物[編集]

神鳥の宇宙[編集]

女王[編集]

「調和」の力(サクリア)を持ち、守護聖の力をバランスよくまとめ、宇宙の平穏な運行をもたらす存在。

アンジェリーク・リモージュ
白鳥由里
『アンジェリーク』においては以下の通り。
主人公。女王候補の一人。17歳。
スモルニィ女学院に通う、おしゃべりと甘いものとリボンが好きなごく普通の女子高生。金の巻き毛に緑の瞳の元気な少女。
『アンジェリークSpecial2』以降においては以下の通り。
第256代神鳥の女王。17歳。
女王補佐官のロザリアとは女王候補時代からの親友。好奇心が強く、元気一杯で補佐官を困らせるところがある。力に満ちた慈愛あふれる女王であり、みなに慕われている。
ロザリア・デ・カタルヘナ
声:三石琴乃
『アンジェリーク』においては以下の通り。
アンジェリーク・リモージュのライバルで女王候補の一人。17歳。
スモルニィ女学院の生徒。大貴族のお嬢様で女王候補となるべく幼い頃から厳しく育てられてきた誇り高い少女。青く長い巻き毛と青い瞳の持ち主。気が強く、辛らつな口を利くところがあるが面倒見はいい。ヴァイオリンを弾くのが趣味。
『アンジェリークSpecial2』以降においては以下の通り。
第256代神鳥の女王に仕える女王補佐官。女王試験の責任者。17歳。
女王アンジェリーク・リモージュとは女王候補時代からの親友。真面目で有能、気品のある美しい女性。親友である女王にはよく振り回されている。貴族出身であるため宮廷作法に通じており、アンジェリーク・リモージュの女王就任当初は教師役を務めていた。

守護聖[編集]

女王に仕え、宇宙を構成する9つの力「サクリア」を司る存在。

神鳥の光の守護聖ジュリアス
声:速水奨
「誇り」を司る光の守護聖。8月16日生まれ。25歳。O型。
大貴族の出身で誇りと威厳に満ちており、自己にも他者にも同様に厳しい。クラヴィスとは犬猿の仲。守護聖としての自負が高く、女王への忠誠心と仕事への熱心さでは他の追随を許さない。
クラヴィスとの不仲だが、ジュリアスが就任時において多大な影響をうけたのが前闇の守護星であり、ある日突然代替わりしてしまった新闇の守護聖(クラヴィス)との第一印象が悪かったのが最初の発端であった。
神鳥の闇の守護聖クラヴィス
声:島田敏塩沢兼人田中秀幸
「安らぎ」を司る闇の守護聖。11月11日生まれ。25歳。A型。
寡黙で近寄りがたい雰囲気の人物。流浪民の出身で急な守護聖交代のせいで守護聖であることに窮屈さを感じている。人嫌いでマイペース。ジュリアスとは犬猿の仲。
実は候補時代の先代の女王に恋をしていたのだが、結局彼女は女王になる道を選んでしまう(漫画版では詳しいいきさつが描かれている)。元々急な守護聖交代により心の整理もつかないまま聖地に連れてこられ、この頃から孤独な日々を過ごしていたのだが、前述の理由からさらに心を閉ざしてしまった。だが様々な出来事から徐々に心が開いていく。
※声優の変遷については下記の声優についての項を参照のこと。
神鳥の風の守護聖ランディ
声:神奈延年(旧名:林延年)
「勇気」を司る風の守護聖。3月28日生まれ。18歳。O型。
快活でスポーツ好きな好青年。正義感が強く、真面目すぎて融通が利かないところがある。そのため何かにつけて反抗的なゼフェルとはいまひとつ仲が良くないがマルセルとは仲が良い。オスカーに剣を習っており師弟関係。
神鳥の水の守護聖リュミエール
声:飛田展男
「優しさ」を司る水の守護聖。5月3日生まれ。21歳。A型。
女性的な優しい容姿の持ち主で、争いごとを嫌い音楽など芸術を愛する穏やかな性格。自分の殻にこもりがちなクラヴィスを常に気遣っている。実は怪力の持ち主。オスカーと同期。
神鳥の炎の守護聖オスカー
声:堀内賢雄
「強さ」を司る炎の守護聖。12月21日生まれ。22歳。AB型。
軍人家系の出身で剣の名手。無類の女好きであることを除けば常識人。自信家だがそれに見合う実力がある。ジュリアスと主従関係。リュミエールと同期。
神鳥の緑の守護聖マルセル
声:優希比呂(旧名:結城比呂)
「豊かさ」を司る緑の守護聖。2月27日生まれ。14歳。B型。
最年少の守護聖であり、少女のような愛らしい外見と、動物や植物を愛する優しい心の持ち主。ランディ、ゼフェルと仲が良い。リュミエールやルヴァの事も慕っている。
神鳥の鋼の守護聖ゼフェル
声:岩田光央
「器用さ」を司る鋼の守護聖。6月4日生まれ。17歳。B型。
無愛想で口が悪く内面をなかなか見せないが、本来は優しく繊細な少年で女の子は「すぐ泣く」ので苦手。メカいじりが得意。守護聖となるために家族や故郷と引き離されたことで、鬱屈を抱えている。まじめで口うるさい所のあるランディのことは煙たがっている。ルヴァには守護聖になったときから面倒を見てもらっており、反発しながらも慕っている。
神鳥の夢の守護聖オリヴィエ
声:子安武人
「美しさ」を司る夢の守護聖。10月20日生まれ。22歳。O型。
「極楽鳥」と異名を取る派手なファッションとメイクを好み、女言葉を使う事もあるが決してオカマではない。おしゃれ好きで享楽的な雰囲気を持つが根はまじめで性格はさばさばしており、思慮深い。守護聖になった年齢が遅いため人生経験が豊かで、人間関係を取り持つことが多い。
神鳥の地の守護聖ルヴァ
声:関俊彦
「知恵」を司る地の守護聖。7月12日生まれ。26歳。AB型。
学者肌でおっとりしているため、厄介ごとを押し付けられやすい。知性と教養の豊かさで一目置かれている。ジュリアスとクラヴィスの仲裁役。守護聖の中では年少組のランディ、ゼフェル、マルセルのことを気にかけており、彼らからも慕われている。

その他の人々[編集]

王立研究院責任者パスハ
声:矢尾一樹
宇宙の状態を観測、研究する王立研究院の責任者で水龍族の男性。24歳。
大陸の育成に関して女王候補たちにアドバイスを行う。占い師のサラと恋人同士。
占い師サラ
声:折笠愛
女王試験の行われる飛空都市で占いの館を開いている火龍族の女性。21歳。
女王候補たちに占いでアドバイスを行う。王立研究院のパスハと恋人同士。
第255代神鳥の女王アンジェリーク
声:勝生真沙子
アンジェリーク・リモージュの先代の女王。21歳。いつも深くベールをかぶり、めったに人前に姿を現さない。元女王候補の1人で女王補佐官のディアとはスモルニィ女学院在学中からの親友。長いストレートの金の髪と灰緑色の瞳の持ち主。
女王候補時代は今とは正反対に木登りをするほど活発で率直な性格だった。クラヴィスから想いを寄せられており、彼女自身もクラヴィスに好感はあったものの、全ての人たちの光になりたいと考える彼女は、結局クラヴィスの想いに応える事が出来ず女王となってしまった。
女王補佐官ディア
声:田中敦子
第255代神鳥の女王に仕える補佐官。9月9日生まれ。21歳。
温厚で母性的な女性だが有能で威厳がある。ほとんど人前に出ない女王の代わりをつとめている。第256代神鳥の女王選出のための女王試験の責任者。元女王候補の1人で第255代女王とはスモルニィ女学院在学中からの親友。貴族出身で社交的であるため、よくお茶会や食事会などを催し、皆の親交を図っている。
前・神鳥の緑の守護聖カティス
声:池田秀一
マルセルの先代の緑の守護聖。洒脱で捌けた人物で守護聖の間で人望があった。マルセルの受け継いだ館には、宇宙中から彼がコレクションした秘蔵のワイン貯蔵庫があるなど、酒の目利きとして知られており、自らワインを作っている。
CDドラマの一部とゲーム『ふしぎの国のアンジェリーク』にのみ登場。ただしコミックではほぼ全巻にわたり1カットでもどこかに何らかの形でもって登場している。
前・神鳥の光と闇と鋼の守護聖達
現守護聖達との会話の中で、カティスの次に話題になる者(それ以外の守護聖は今の所話題にすらあがらない)。それぞれ現職である守護聖との交代に当たって重要なエピソードを持つ(詳しくは各守護聖の項目にて)。

聖獣の宇宙 (アンジェリークSpecial2)[編集]

女王[編集]

「調和」の力(サクリア)を持ち、守護聖の力をバランスよくまとめ、宇宙の平穏な運行をもたらす存在。

アンジェリーク・コレット
声:浅田葉子
『アンジェリークSpecial2』においては以下の通り。
主人公。女王候補の1人。17歳。
スモルニィ女学院に通う、ごく普通の女子高生。栗色の髪に青緑色の瞳の少女。
『アンジェリーク 天空の鎮魂歌』以降においては以下の通り。
主人公(『アンジェリーク エトワール』を除く)。初代聖獣の女王。17歳。優しくおっとりしているが芯の強い少女。女王補佐官レイチェルとは女王候補時代からの親友。
レイチェル・ハート
声:長沢美樹
『アンジェリークSpecial2』においては以下の通り。
アンジェリーク・コレットのライバルで女王候補の1人。16歳。
王立研究院所属の天才少女。金の髪に紫の瞳の勝気な少女。
『アンジェリーク 天空の鎮魂歌』以降においては以下の通り。
初代聖獣の女王に仕える女王補佐官。16歳。
女王アンジェリーク・コレットとは女王候補時代からの親友。頑張りやで無理をしがちな女王のことを常に気遣っている。

教官・協力者・守護聖[編集]

ヴィクトール
声:立木文彦
『アンジェリークSpecial2』~『アンジェリーク トロワ』においては以下の通り。
女王試験の精神の教官。1月8日生まれ。31歳(トロワでは34歳)。
女王候補たちに"精神"についての講義を行う。軍人出身で無骨な人物だがおおらかで穏やかな性格。
『アンジェリーク エトワール』においては以下の通り。
「礎」を護りぬく聖獣の地の守護聖。1月8日生まれ。34歳。O型。
行動力と強靭な精神は軍人時代に培われたものだが、その反面、穏やかなところもある。守護聖となってからも、肉体の鍛錬は欠かさない。
セイラン
声:岩永哲哉
『アンジェリークSpecial2』~『アンジェリーク トロワ』においては以下の通り。
女王試験の感性の教官。2月13日生まれ。19歳(トロワでは22歳)。
女王候補たちに"感性"についての講義を行う。端麗な容姿の高名な芸術家。毒舌家で少々変わり者。
『アンジェリーク エトワール』においては以下の通り。
「生命」をはぐくむ聖獣の緑の守護聖。2月13日生まれ。22歳。B型。
地位や名誉といったものに全く興味が無く、決して周囲に流されない。辛辣な口調は健在。
ティムカ
声:私市淳
『アンジェリークSpecial2』~『アンジェリーク トロワ』においては以下の通り。
女王試験の品位の教官。9月20日生まれ。13歳(トロワでは16歳)。
女王候補たちに"品位"についての講義を行う。エキゾチックな容姿の優しく品のある少年。年に似合わぬ落ち着いた性格の持ち主。実は某王国の王太子。
『アンジェリーク エトワール』においては以下の通り。
「涼やぎ」を与える聖獣の水の守護聖。9月20日生まれ。16歳。A型。
父である王は病気の為に退位し、彼が即位して、若き賢王として国民を導いていたため、守護聖の使命の尊さや大変さをとてもよく理解している。
エルンスト
声:森川智之
『アンジェリークSpecial2』~『アンジェリーク トロワ』においては以下の通り。
王立研究院の主任研究員。27歳(トロワでは30歳)。
女王試験の協力者として女王候補たちに育成についてのアドバイスを行う。メタルフレームのめがねが似合う知的な青年。生真面目で不器用なところがある。
『アンジェリーク エトワール』においては以下の通り。
「存在」を創りだす聖獣の鋼の守護聖。12月30日生まれ、30歳。A型。
常に冷静で滅多に動揺しない。謙虚な性格のため守護聖になることには、強い戸惑いと葛藤かあったが、その思いを克服した。
メル
声:冬馬由美
『アンジェリークSpecial2』~『アンジェリーク トロワ』においては以下の通り。
占いの館の占い師。火龍族の少年。15歳(トロワでは18歳)。
女王試験の協力者として女王候補たちに占いでアドバイスを行う。神鳥の宇宙の占い師の女性、サラの従弟でおとなしく甘えん坊な可愛い少年。トロワにおいては18歳になり龍族の成長期を迎え、体つきもがっちりして、逞しくなったが、素直で明るいところは変わらない。
『アンジェリーク エトワール』においては以下の通り。
「自由さ」を与える聖獣の夢の守護聖。7月3日生まれ。18歳。B型。
チャーリー
声:真殿光昭
『アンジェリークSpecial2』~『アンジェリーク トロワ』においては以下の通り。
土の曜日に公園に店を出す姓名不明な謎の商人。23歳(トロワでは26歳)。
女王試験の協力者のうちの1人。女王候補たちはこの店で意中の人に贈るプレゼントを手に入れる。遊び人風の風体で関西弁の陽気なお兄さん。
実は神鳥の女王のアンジェリーク・リモージュとも懇意な、名だたるウォン財閥の5代目総帥で本名はチャールズ・ウォン。守護聖ではないアリオス(レヴィアス)を除いて守護聖・協力者の中では唯一フルネームが明かされている。
『アンジェリーク エトワール』においては以下の通り。
「熱さ」を与える聖獣の炎の守護聖。5月29日生まれ。26歳。AB型。
守護聖になっても、明るく前向きな性格の持ち主でサービス精神を忘れない。

聖獣の宇宙 (アンジェリーク 天空の鎮魂歌)[編集]

アリオス
声:成田剣
『アンジェリーク 天空の鎮魂歌』においては以下の通り。
旅の剣士。28歳。
火事に遭い、死にかけたアンジェリーク・コレットを救ったことからアンジェリーク・コレットの一行に加わる。皮肉っぽい言動を好み、一匹狼的性格でぶっきらぼうだが意外と面倒見がいい。アンジェリーク・コレットをからかうのが好き。
『アンジェリーク トロワ』においては以下の通り。
謎の青年。28歳。
「約束の地」に一人で出かけると出会える。記憶喪失になっており、彼の話に因れば、気がついたら自分はここに倒れており、ここがどこか、自分が誰なのかも全く判らないという。『アンジェリーク 天空の鎮魂歌』においてアンジェリーク・コレットと旅したり、戦ったりした記憶を取り戻す場合と、記憶を全く取り戻さない場合がある。守護聖や教官・協力者達と違い、アンジェリーク・コレットが女王であることを知らないため、普通の一人の少女として扱う。
『アンジェリーク エトワール』においては以下の通り。
聖獣の女王に仕える影。11月22日生まれ。28歳。AB型。
エンジュがレイチェルに相談しに宮殿に行く途中、いつもと違う道を通ると出会える。すると、彼は宮殿の中庭で居眠りをしている。エンジュが何度か彼と話すうちに、彼が聖地についてよく知る人物だとわかる。彼はエンジュがエトワールであることに関係なく、自分の言葉で話しかけてくる。言葉遣いが悪いので、エンジュはからかわれている様に感じてしまうが、エンジュが落ち込んでいるときは、仕方なさそうに励ましてくれる。

聖獣の宇宙 (アンジェリーク トロワ)[編集]

エルダ
声:宮本充
「失われしもの」という意味でエルダと名づけられた。自分はラ・ガを倒す為の存在であると語る。初対面にもかかわらず、アンジェリーク・コレットは彼に懐かしさを感じた。
ラ・ガ
宇宙の虚無から生まれた邪悪な存在。何もかもを憎み、全てを無に帰そうとする。
謎の女性
アンジェリーク・コレットにだけ聞こえる、不思議な声の正体。アンジェリーク・コレットを「創世の女王」と呼び、エルダの封印を解き放つ様に言う。その正体は遙か未来の聖獣の宇宙の女王であるティエン・シー。過去の女王に助けを求めるべく大陸を時空移動させた。

聖獣の宇宙 (アンジェリーク エトワール)[編集]

エトワール[編集]

エンジュ
声:本名陽子※アニメ・ドラマCDのみ
『アンジェリーク エトワール』の主人公。17歳。
神鳥の宇宙出身の少女。普通の女子高生であったが、石板に選ばれ「伝説のエトワール」となる。三つ編みにした髪型が特徴。
タンタン
フルネームはコンスタンタン。一見、ウサギのぬいぐるみの様に見えるが、実は石板の神器で、太古から生きている精霊。エンジュとの出会いにより、ウサギの様な姿になる。エンジュを補佐する存在。

守護聖[編集]

下記3人以外の守護聖に関しては#聖獣の宇宙 (アンジェリークSpecial2)を参照。

聖獣の光の守護聖レオナード
声:小山力也
「目覚め」をもたらす光の守護聖。4月25日生まれ。27歳。O型。
聖獣の宇宙にある街の地下クラブのバーテンダーであった。自由を何よりも好み、堅苦しいもの、形式ばったことが大嫌い。治安が悪い所で暮らしていたため、エンジュにも、最初は乱暴な態度と言葉遣いで接する。自負心が強く、なかなか他人を信じない。守護聖としてのキャリアは短いが、人生経験は豊富。街に住んでいた居た時は髭を生やしていたが聖地では剃って登場している。
聖獣の闇の守護聖フランシス
声:杉田智和
「眠り」をもたらす闇の守護聖。3月12日生まれ。23歳。AB型。
聖獣の宇宙の霧深い街でサイコセラピストとして働いていた。穏やかな物腰で、人々に精神の安らぎを与えていた。女性には特に優しいと評判であったが、彼自身は過去に起こった出来事のせいか、華やかな生活とは裏腹に、寂しげな雰囲気を漂わせている。意外にもウサギが大の苦手で見るだけでも気絶してしまう。アニメ第1期に登場した恋人を失って死のうとし、エンジュに助けられた男性の生まれ変わりである。
聖獣の風の守護聖ユーイ
声:浪川大輔
「変化」をもたらす風の守護聖。8月7日生まれ。17歳。A型。
辺境の惑星の港町に住んでいて、祖父と共に漁師として働いていた。考えるよりも先に行動する野性派。素朴で人を疑うことを知らないが、意外と頑固な一面もある。エンジュに出会うまでは、女王や守護聖、聖地について全く何も知らなかった。

その他の人々[編集]

エイミー
エンジュが社会見学で知り合った、知的で大人びた少女。9月24日生まれ。18歳。
素質を見込まれ、王立研究院の研究員となる。クールでさっぱりとした性格。仕事も的確にこなす。
ネネ
エンジュが社会見学で知り合った、火龍族の少女。6月6日生まれ。16歳。
火龍族の特性か、占いとおまじないを得意とし、占いの館で占い師になる。甘えん坊で妹のような雰囲気の少女。
船長
聖獣の宇宙を移動する宇宙船の船長。彼はレイチェルからの依頼により、エンジュを手助けする。穏やかで親しみやすい人物。本名はコンラッド。

声優について[編集]

アンジェリークシリーズは、1994年に最初のドラマCDが発売されてから声優のキャストは全く変わっていないが、闇の守護聖クラヴィスのみ3人の声優が演じている。

  • 島田敏
    • 初期のドラマCD2枚に出演。出演作は『光と闇のサクリア』『ときめきの宝石箱』。
  • 塩沢兼人
    • 1995年発売の『アンジェリーク』以降、数多くの作品でクラヴィスを演じている。2000年に死去し、惜しまれた。
  • 田中秀幸
    • 2000年発売の『アンジェリーク トロワ』以降のクラヴィスを演じている。

なお、王立研究院責任者パスハも通常は矢尾一樹が声を担当しているが、OVA『聖地より愛をこめて』のみ堀川仁が声を担当している。

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