長野オリンピック

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[[Image:1998年2月18日1.jpg|600px|thumb|[[日の丸飛行隊]]]] '''長野オリンピック'''(ながのオリンピック)は、[[1998年]][[2月7日]]から[[2月22日]]まで、[[日本]]の[[長野市]]とその周辺を会場にして開催された、[[20世紀]]最後の[[冬季オリンピック]]である。冬季オリンピックとしては、今までで最も南に位置する都市で開催された。 日本[[スキージャンプ|ジャンプ]]陣([[日の丸飛行隊]])を初めとする日本選手代表勢が大活躍、日本代表は冬季五輪史上初の二桁獲得となる合計10個(金5・銀1・銅4)のメダルを獲得した。 == 大会開催までの経緯 == 長野オリンピックの開催は[[1991年]][[6月15日]]に[[イギリス]]の[[バーミンガム]]で開かれた第97回[[国際オリンピック委員会総会]]で決定された。2回目は最低得票がソルトレイクとアオスタの2都市になった為に落選都市決定戦という形で行なわれた。 {| class="wikitable" style="text-align:right; font-size:small" |-bgcolor="#efefef" |+1998年冬季オリンピック 開催地投票 |- !都市 !国 !style="background-color:silver;"|1回目 !style="background-color:silver;"|2回目 !style="background-color:silver;"|3回目 !style="background-color:silver;"|4回目 !style="background-color:silver;"|5回目 |- |[[長野市|長野]]||{{JPN}} |'''21'''||-||'''30'''||'''36'''||'''46''' |- |[[ソルトレイクシティ]]||{{USA}} |15||'''59'''||27||29||42 |- |[[エステルスンド]]||{{SWE}} |18||-||25||23||- |- |[[ハカ (スペイン)|ハカ]]||{{ESP}} |19||-||5||-||- |- |[[アオスタ]]||{{ITA}} |15||29||-||-|| |- |} 日本での冬季五輪の開催は[[1972年]][[札幌オリンピック]]以来26年ぶり2度目だった([[1940年]]も[[札幌オリンピック (1940年)|札幌]]で予定されていたが中止となっている。冬季の場合は夏季と異なり非開催は大会の回次番号が付かないため、公式にも日本で2回目の冬季五輪開催となる)。 == ハイライト == === 開会式 === 長野オリンピックの開会式は、2月7日午前11時から[[長野オリンピックスタジアム]]で行われた。総合[[演出]]は[[劇団四季]]の[[浅利慶太]]が担当。[[善光寺]]の鐘の音を合図にスタートした。[[御柱祭|御柱]]の建御柱、[[大相撲]][[幕内]][[力士]]の土俵入り、[[横綱]][[曙太郎|曙]]の土俵入りが行われ、[[森山良子]]と子供たちが共演でテーマソング「明日こそ、子供たちが…When Children Rule the World」の歌声を披露した。 選手入場は[[オリンピック憲章]]に則り[[ギリシャ]]を先頭にアルファベット順に行われた。入場の最後の日本選手団は、県民歌「[[信濃の国]]」に合わせて入場した。[[斎藤英四郎]]大会組織委員会会長の挨拶、[[フアン・アントニオ・サマランチ|サマランチ]][[国際オリンピック委員会|IOC]]会長の挨拶の後、[[明仁|今上天皇]]が開会を宣言。[[湯浅譲二]]作曲の『冬の光のファンファーレ』が演奏された。その後、往年の[[冬季オリンピック]]出場の日本人名選手8人([[猪谷千春]]、[[笠谷幸生]]、[[金野昭次]]、[[北沢欣浩]]、[[長久保初枝]]、[[大高優子]]、[[橋本聖子]]、[[山本宏美]])が[[オリンピックシンボル|オリンピック旗]]を持って入場し、長野市児童合唱団の合唱で[[オリンピック賛歌]]が演奏され、オリンピック旗が掲揚された。[[雅楽]]による[[君が代|国歌]]演奏の後、[[クリス・ムーン]]と子供たちが聖火を持って入場。その後、[[1997年世界陸上選手権|アテネ世界陸上]]10000m銅メダリスト・[[千葉真子]]から、[[アルベールビルオリンピック|アルベールビル]]・[[リレハンメルオリンピック|リレハンメル]]両五輪ノルディック複合団体の金メダリスト・[[河野孝典]]、[[阿部雅司]]、[[三ヶ田礼一]]の3人へ、そしてアテネ世界陸上女子[[マラソン]]金メダリスト・[[鈴木博美 (陸上選手)|鈴木博美]]に引き継ぎ、最後に、[[プッチーニ]]作、[[歌劇]]「[[蝶々夫人]]」の有名なアリア『[[ある晴れた日に]]』の曲が演奏される中、アルベールビル五輪女子[[フィギュアスケート]]銀メダリストの[[伊藤みどり]]によって、聖火が点火された。 [[オリンピック宣誓]]は、アルベールビルオリンピック・リレハンメルオリンピック両五輪ノルディック複合団体の金メダリスト・[[荻原健司]]、フィギュアスケート審判・[[平松純子]]によって行われ、審判宣誓終了直後、1998個の子供たちのメッセージカードと[[ヘリウム]]が入った、市販品の1.5倍の大きさの、羽ばたいているように見える3種類の[[鳩]]の形の[[紙風船]]が、空に放たれた。 開会式のクライマックスは、[[長野県県民文化会館]]でのオーケストラとソリストに開会式会場と世界5大陸([[北京市|北京]]・[[ベルリン]]・[[ケープタウン]]・[[ニューヨーク]]・[[シドニー]])の合唱団が加わった衛星同時中継によるベートーヴェンの[[交響曲第9番 (ベートーヴェン)|交響曲第9番「合唱付き」第4楽章]]の演奏・合唱であった。指揮は[[小澤征爾]]が行った。この合唱は会場の観客や選手を含む全員が参加し行われるというオリンピック史上初の試みであった。 さらに演奏終了にあわせ[[航空自衛隊]]の[[ブルーインパルス]]が会場上空で展示飛行を行い、開会式に花を添えた。 === 競技 === 屋外競技は、全体的に悪天候に悩まされた大会であった。[[アルペンスキー]]は競技日程が大幅に変更され、また、[[スキージャンプ]]団体戦は、競技が一時中断されるという前代未聞の事態となった。 ==== アルペンスキー ==== 男子滑降が行われる予定だった大会2日目から悪天候が続き、競技日程が大幅に変更され、大会10日目の16日には、男子[[スーパー大回転]]、女子[[滑降]]、女子[[アルペンスキー複合|複合]]滑降の3レースが同日実施されるという強行日程もとられた。5日遅れで開催された男子滑降では、出場45人中15人が失格・途中棄権となり、うち14人がコース上の同じポイントで失敗をした。[[長野オリンピック男子滑降スタート地点問題|スタート地点問題]]でコースが一部変更になったことに伴いできたポイントである。この場所で、このシーズンの[[アルペンスキー・ワールドカップ|ワールドカップ]]総合1位を独走していた[[ヘルマン・マイヤー]]が大転倒をし、アルペンスキーを見慣れない日本の観衆に大きな衝撃を与えたが、マイヤーはその3日後に行われたスーパー大回転で優勝、さらに[[大回転]]でも優勝し、この大会の象徴的選手の1人となった。 [[志賀高原]]会場は東館山・焼額山2コースを抱えていたため、2コース同時に競技が行われても進行することができるよう、スタッフの人的リソース・機材等手配がされた。当初は2コース分のスタッフを揃えることに経費面等の理由により不要論もあったが、確実な競技運営を主張した全日本/長野県スキー連盟の意向、「この時期の天候は読めない」という志賀高原地元スタッフの意見が反映され、フル手配となった。結果的にスピード系競技(白馬会場)の連日にわたる大幅なスケジュール変更や、多量の降雪による影響をも柔軟に対応することが可能となり、全種目を無事実施できた大きな要因の1つとなった。 また、コース整備において[[陸上自衛隊]]の協力は非常に大きな力となり、降雪によりコースが埋没した際の排雪は「自衛隊がいなければ絶対に間に合わなかった」との声も聞かれた。 ==== ノルディックスキー ==== ジャンプ競技は、日本勢がシーズン当初から好調で、大会前から[[札幌オリンピック]]の[[日の丸飛行隊]]の再現が大きく期待された。結果、金2個、銀1個、銅1個と大活躍した。[[クロスカントリースキー|クロスカントリー]]男子15kmクラシカルでは、[[ケニア]]から出場し、最下位ながらも見事完走を果たした[[フィリップ・ボイト]]を、優勝した[[ノルウェー]]の[[ビョルン・ダーリ]]がゴール地点で出迎えて健闘をたたえる一幕があった。 ==== スノーボード ==== [[スノーボード]]は、大回転と[[ハーフパイプ]]の2種目がこの大会から正式種目として採用された。最初のレースとなった男子大回転で、[[ロス・レバグリアティ]]がオリンピックチャンピオンになった。レバグリアティは競技終了後、[[ドーピング検査]]で[[マリファナ]]の陽性反応が出たために、一旦はメダル剥奪が決定されたが、[[スポーツ仲裁裁判所|CAS]]の裁定により処分は取り消された。 ==== スピードスケート ==== プレシーズンに[[スラップスケート]]が登場し、多くの選手がスケート靴を変えての大会となった。スラップスケートが特に威力を発揮すると言われた長距離種目では、[[エムウェーブ]]の高速リンクと相まって、世界新記録が連発した。大会2日目に行われた男子5000メートルでは、メダリスト3選手全員が従来の世界記録を上回り、大会開幕を告げるレースとして十分な内容の展開となった。 日本代表勢では、男子500メートルで開催前から期待されていた[[清水宏保]]が優勝を果たし、念願の金メダルを獲得。他日本選手団のメダルラッシュに弾みをつける格好となった。その後も清水は男子1000メートルでも銅メダルを獲得。また女子500メートルでは、[[岡崎朋美]]が3位に入り銅メダルを獲得した。 <!-- ショートトラックも書いてください。 --> ==== フィギュアスケート ==== この年、女子のフィギュアスケート界は2人のアメリカの選手が注目された。多様なジャンプとスピンを武器に14歳で全米選手権を制した15歳の[[タラ・リピンスキー]]と、柔らかく表現力豊かな演技をする17歳の[[ミシェル・クワン]]。二人の対決はしばし「剛と柔」と表現され、この大会においても金メダルを争い、リピンスキーが長野のヒロインとなった。リピンスキーは当時15歳8ヶ月だったため、[[ノルウェー]]の[[ソニア・ヘニー]]を抜いて最年少金メダル記録を塗り替えた。その後オリンピックのフィギュアスケートでは年齢制限が設けられたため、この記録が破られることは非常に難しい。 一方の日本代表勢は、女子シングルの[[荒川静香]]が13位に入ったのが最高位だった。期待された男子シングルの[[本田武史]]は15位に終わり、1984年の[[サラエボオリンピック]]以来、日本代表の入賞者は出なかった。 ==== アイスホッケー ==== この大会からプロ選手の参加が認められ、北米アイスホッケーリーグ([[NHL]])所属の選手を数多く擁した6カ国がシードされた。その中でもアメリカとカナダが大きく注目され、両国の優勝争いとなると見られていたが、いずれも決勝に進めないという大波乱の展開となった。金メダルを獲得したのが、ゴールキーパーの[[ドミニク・ハシェック]]を中心としたNHLのスター選手中心ではあったが、選手の半数は国内リーグや欧州諸国リーグ所属の選手だった[[チェコ]]であった。NHL選手は1次リーグ参加国でもNHLの日程もあり、ほとんど2次リーグから出場した。 ==== フリースタイルスキー ==== モーグル女子種目では、[[里谷多英]]が優勝、金メダルを獲得した。これは日本女子選手が冬のオリンピックで初めて獲得した金メダルとなった。 ==== カーリング ==== 正式競技としては1924年のシャモニーオリンピック以来74年ぶり2度目の実施。公開競技として行われた大会を含めると1992年のアルベールビルオリンピック以来2大会ぶりの実施であった。 当時はマイナー競技であったため、観客に内容がわかるように無料でラジオ受信機が配られ、場内で解説が聴けるように工夫された。 === 閉会式 === 閉会式は、[[2月22日]]午後6時から長野オリンピックスタジアムにおいて、今上天皇・[[皇后美智子|皇后]]臨席の下、行われた。 まず各国の選手が入場し、長野のお祭りが一堂に集結した。その後、近代オリンピック発祥の地[[ギリシャ]]、長野五輪開催国の[[日本]]、次回大会開催国[[アメリカ合衆国]]の3ヶ国の国歌が演奏され、オリンピック旗が[[ソルトレイクシティ]]市長に引き継がれたあと、ソルトレイクシティ組織委員会によるデモンストレーションが行われた。大会組織委員会の[[吉村午良]]副会長とIOCの[[フアン・アントニオ・サマランチ|サマランチ]]会長のスピーチが行われ、最後はサマランチ会長によって「'''アリガトナガノ、サヨナラニッポン'''」と日本語で締めくくられた。その後、大会ファンファーレが陸上自衛隊中央音楽隊によって演奏されたあと、オリンピック旗の降納とともに[[オリンピック賛歌]]が演奏・合唱された。そして聖火の納火の後、杏里と子供たちが会場と全員で「ふるさと」を合唱し、司会の[[萩本欽一]]が「'''私たちのふるさとは?'''」と問いかけると、会場は「'''地球!!'''」と叫んだ。フィナーレは、花火5,000発(長野県は日本一の花火の産地である)と[[AGHARTA]](長万部太郎こと[[角松敏生]]率いる覆面バンド)が登場し、披露した「[[WAになっておどろう|WAになっておどろう〜イレアイエ〜]]」は期間中の選手待合室にも流れており選手たちに好評だったためか、選手たちがステージに上がったり、一緒に楽器を演奏したり、思い思いのダンスを踊ったりと、まさに国境を越えての盛り上がりを見せた。また、テレビの独占生中継をした[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]では、30.8%の高視聴率をマークした。 == 実施競技と日程 == {| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:small" |- !colspan="2"|競技名 / 日付!!style="width:1.5em"|7!!style="width:1.5em"|8!!style="width:1.5em"|9!!style="width:1.5em"|10!!style="width:1.5em"|11!!style="width:1.5em"|12!!style="width:1.5em"|13!!style="width:1.5em"|14!!style="width:1.5em"|15!!style="width:1.5em"|16!!style="width:1.5em"|17!!style="width:1.5em"|18!!style="width:1.5em"|19!!style="width:1.5em"|20!!style="width:1.5em"|21!!style="width:1.5em"|22 |- |colspan="2"|開閉会式||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || || || || || || || || || || || ||style="background-color:#3399ff"|• |- |rowspan="6"|[[スキー]]||style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるアルペンスキー競技|アルペンスキー]]|| || || ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| || ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| |- |style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるクロスカントリースキー競技|クロスカントリースキー]]|| ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|• |- |style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるスキージャンプ競技|スキージャンプ]]|| || || || ||style="background-color:#3399ff"|•|| || || ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || || |- |style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるノルディック複合競技|ノルディック複合]]|| || || || || || ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| || |- |style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるフリースタイルスキー競技|フリースタイルスキー]]|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| || ||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || |- |style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるスノーボード競技|スノーボード]]|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || || || || || || || |- |rowspan="3"|[[スケート]]||style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるスピードスケート競技|スピードスケート]]|| ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| || |- |style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるフィギュアスケート競技|フィギュアスケート]]|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•||ex|| |- |style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるショートトラックスピードスケート競技|ショートトラックスピードスケート]]|| || || || || || || || || || ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| |- |colspan="2" style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるアイスホッケー競技|アイスホッケー]]||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|• |- |colspan="2" style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるボブスレー競技|ボブスレー]]|| || || || || || || ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| |- |colspan="2" style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるリュージュ競技|リュージュ]]|| ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || || || || || || |- |colspan="2" style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるバイアスロン競技|バイアスロン]]|| || ||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| || || ||style="background-color:#3399ff"|•|| || ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| ||style="background-color:#3399ff"|•|| |- |colspan="2" style="text-align:left"|[[長野オリンピックにおけるカーリング競技|カーリング]]|| || ||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•||style="background-color:#3399ff"|•|| || || || || || || |} == 各国・地域の獲得メダル数 == {{main|長野オリンピックでの国・地域別メダル受賞数一覧}} {| {{RankedMedalTable}} |- | 1||style="text-align:left"| {{flagIOC|GER|1998冬季}} ||12 || 9 || 8 || 29 |- | 2||style="text-align:left"| {{flagIOC|NOR|1998冬季}} ||10 ||10 || 5 || 25 |- | 3||style="text-align:left"| {{flagIOC|RUS|1998冬季}} || 9 || 6 || 3 || 18 |- | 4||style="text-align:left"| {{flagIOC|CAN|1998冬季}} || 6 || 5 || 4 || 15 |- | 5||style="text-align:left"| {{flagIOC|USA|1998冬季}} || 6 || 3 || 4 || 13 |- | 6||style="text-align:left"| {{flagIOC|NED|1998冬季}} || 5 || 4 || 2 || 11 |- style="background-color:#ccccff"<!--これは開催国用の色コードなので注意--> | 7||style="text-align:left"| {{flagIOC|JPN|1998冬季}}(開催国) || 5 || 1 || 4 || 10 |- | 8||style="text-align:left"| {{flagIOC|AUT|1998冬季}} || 3 || 5 || 9 || 17 |- | 9||style="text-align:left"| {{flagIOC|KOR|1998冬季}} || 3 || 1 || 2 || 6 |- |10||style="text-align:left"| {{flagIOC|ITA|1998冬季}} || 2 || 6 || 2 || 10 |} == 主なメダリスト == * [[アルペンスキー]] ** [[ヘルマン・マイヤー]]({{AUT}}、男子大回転金、男子スーパー大回転金) ** [[ラッセ・チュース]]({{NOR}}、男子滑降銀、男子複合銀) ** [[シュテファン・エベルハルター]]({{AUT}}、男子大回転銀) ** [[カーチャ・ザイツィンガー]]({{GER}}、女子滑降金、女子複合金、女子大回転銅) ** [[デボラ・コンパニョーニ]]({{ITA}}、女子大回転金、女子回転銀) ** [[ピカボ・ストリート]]({{USA}}、女子スーパー大回転金) * [[クロスカントリースキー]] ** [[ビョルン・ダーリ]]({{NOR}}、男子10kmクラシカル金、男子4×10kmリレー金、男子50kmフリー金、男子複合(10kmフリー+15kmクラシカル)銀) ** [[ラリサ・ラズチナ]]({{RUS}}、女子5kmクラシカル金、女子複合(5kmクラシカル+10kmフリー)金、女子4×5kmリレー金、女子15kmクラシカル銀、女子30kmフリー銅) ** [[ステファニア・ベルモンド]]({{ITA}}、クロスカントリースキー女子30kmフリー銀、女子4×5kmリレー銅) * [[スキージャンプ]] ** [[船木和喜]]({{JPN}}、男子[[ノーマルヒル]]個人銀、男子[[ラージヒル]]個人金) ** [[原田雅彦]]({{JPN}}、男子ラージヒル個人銅) ** [[日本]]([[岡部孝信]]、[[斉藤浩哉]]、[[原田雅彦]]、[[船木和喜]])({{JPN}}、男子ラージヒル団体金) ** [[ヤニ・ソイニネン]]({{FIN}}、男子ノーマルヒル個人金、男子ラージヒル個人銀) * [[ノルディックスキー・コンバインド|ノルディック複合]] ** [[ビャルテ・エンゲン・ビーク]]({{NOR}}、男子個人金、男子団体金) ** [[サンパ・ラユネン]]({{FIN}}、男子個人銀、男子団体銀) * [[スノーボード]] ** [[ジャン・シメン]]({{SUI}}、[[スノーボード]]男子ハーフパイプ金) ** [[カリーヌ・ルビ]]({{FRA}}、スノーボード女子大回転金) ** [[ニコラ・トースト]]({{GER}}、スノーボード女子ハーフパイプ金) * [[フリースタイルスキー]] ** [[里谷多英]]({{JPN}}、女子[[モーグル]]金) ** [[ジョニー・モズリー]]({{USA}}、男子モーグル金) ** [[ヤンネ・ラハテラ]]({{FIN}}、男子モーグル銀) ** [[サミー・ムストネン]]({{FIN}}、男子モーグル銅) ** [[タチアナ・ミッターマイヤー]]({{GER}}、女子モーグル銀) ** [[カーリー・トゥロー]]({{NOR}}、女子モーグル銅) ** [[エリック・ベルゴースト]]({{USA}}、男子[[エアリアル]]金) ** [[セバスチャン・フォークラス]]({{FRA}}、男子エアリアル銀) ** [[ドミトリ・ダシンスキー]]({{BLR}}、男子エアリアル銅) ** [[ニッキ・ストーン]]({{USA}}、女子エアリアル金) ** [[シュ・ナンナン]]([[徐囡囡]])({{CHN}}、女子エアリアル銀) ** [[コレット・ブランド]]({{SUI}}、女子エアリアル銅) * [[スピードスケート]] ** [[清水宏保]]({{JPN}}、男子500m金、男子1000m銅) ** [[岡崎朋美]]({{JPN}}、女子500m銅) ** [[ジャンニ・ロメ]]({{NED}}、男子5000m金、男子10000m金) ** [[カトリオナ・ルメイ・ドーン]]({{CAN}}、女子500m金、1000m銅) ** [[グンダ・ニーマン・シュティルネマン]]({{GER}}、女子3000m金、女子1500m銀、女子5000m銀) ** [[クラウディア・ペヒシュタイン]]({{GER}}、女子5000m金、女子3000m銀) * [[ショートトラックスピードスケート]] ** [[西谷岳文]]({{JPN}}、男子500m金) ** [[植松仁]]({{JPN}}、男子500m銅) ** [[全利卿]]({{KOR}}、女子1000m金、女子3000mリレー金、女子500m銅) ** [[楊陽]](ヤンヤンS、{{CHN}}、女子500m銀、女子1000m銀、女子3000mリレー銀) ** [[楊揚]](ヤンヤンA、{{CHN}}、女子3000mリレー銀) * [[フィギュアスケート]] ** [[イリヤ・クーリック]]({{RUS}}、男子シングル金) ** [[エルビス・ストイコ]]({{CAN}}、男子シングル銀) ** [[フィリップ・キャンデロロ]]({{FRA}}、男子シングル銅) ** [[タラ・リピンスキー]]({{USA}}、女子シングル金) ** [[ミッシェル・クワン]]({{USA}}、女子シングル銀) ** [[陳露]]({{CHN}}、女子シングル銅) * [[アイスホッケー]] ** 男子:{{CZE}}(金)、{{RUS}}(銀)、{{FIN}}(銅) ** 女子:{{USA}}(金)、{{CAN}}(銀)、{{FIN}}(銅) * [[リュージュ (スポーツ)|リュージュ]] ** [[ゲオルク・ハックル]]({{GER}}、男子1人乗り金) * [[バイアスロン]] ** [[オーレ・アイナル・ビョルンダーレン]]({{NOR}}、男子10km金、男子4×7.5kmリレー銀) * [[カーリング]] ** 男子:{{NOR}}(金)、{{CAN}}(銀)、{{SUI}}(銅) ** 女子:{{CAN}}(金)、{{DEN}}(銀)、{{SWE}}(銅) == 会場 == * [[長野市]] ** [[エムウェーブ]]([[スピードスケート]]) ** [[長野市真島総合スポーツアリーナ|ホワイトリング]]([[フィギュアスケート]]、[[ショートトラックスピードスケート]]) ** [[長野市若里多目的スポーツアリーナ|ビッグハット]]([[アイスホッケー]]) ** [[長野運動公園総合運動場総合市民プール|アクアウィング]]([[アイスホッケー]]) ** [[長野市ボブスレー・リュージュパーク|スパイラル]]([[ボブスレー]]、[[リュージュ (スポーツ)|リュージュ]]) ** [[飯綱高原スキー場]]([[フリースタイルスキー]]) ** [[長野オリンピックスタジアム|南長野運動公園]](開閉会式) ** [[セントラルスクゥエア]](表彰式) * [[山ノ内町]]([[志賀高原]]) ** [[焼額山スキー場]]([[アルペンスキー]][[回転 (スキー)|回転]]、[[スノーボード|スノーボード大回転]]) ** [[東舘山スキー場]]([[アルペンスキー]][[大回転]]) ** [[かんばやしスノーボードパーク]]([[スノーボード]][[ハーフパイプ]]) * [[軽井沢町]] ** [[風越公園アリーナ]]([[カーリング]]) ** 軽井沢町は[[1964年]]の東京夏季大会で[[馬術]]競技を開催している。夏季大会、冬季大会両方の競技を開催したのは今のところ軽井沢町が世界で唯一。 * [[白馬村]] ** [[白馬八方尾根スキー場|八方尾根スキー場]]([[アルペンスキー]][[滑降]]、[[スーパー大回転]]、[[アルペンスキー複合|複合]]) ** [[白馬ジャンプ競技場]]([[ノルディックスキー]][[スキージャンプ|ジャンプ]]、[[ノルディックスキー・コンバインド|ノルディック複合]]) ** [[スノーハープ]]([[ノルディックスキー]][[クロスカントリースキー|クロスカントリー]]、ノルディック複合) * [[野沢温泉村]] ** 特設コース([[バイアスロン]]) == 鉄道への影響 == [[1991年]]に長野オリンピック開催が決定したことにより、[[長野新幹線]]が、現存する在来線([[信越本線]]、現[[しなの鉄道線]]区間)を活用して運行する[[ミニ新幹線]]規格から、[[軽井沢駅]]~[[長野駅]]で新たに専用路線を建設するフル規格に変更された。もともと長野新幹線は長野オリンピックの計画が浮上する前から建設が予定されていたが、1989年頃は、フル規格での建設が決まっていた部分の[[高崎駅]]~[[軽井沢駅]]のみが建設されていた。 軽井沢〜長野がフル規格になったことで、在来線とは若干違うルートで建設されることになったため、反対意見もあった。中でも有名なのが[[小諸市]]と[[佐久市]]の関係である。ミニ新幹線計画時には[[小諸市]]を通る信越本線が新幹線に転用される予定だったが、計画変更により、信越本線が通らない[[佐久市]]をフル規格の新幹線が経由することになったため、両方の市で論争が起きた。詳細については、[[小諸駅]]、[[佐久平駅]]を参照のこと。 その他の影響として、[[1994年]]、スキー・スノーボード会場となる[[志賀高原]]への人員輸送に伴う列車増発対応のため、[[長野電鉄]][[河東線]](現[[長野電鉄長野線|長野線]])[[北須坂駅]]と[[延徳駅]]が交換駅化。また[[1997年]]、選手村への最寄り駅として、[[信越本線]]上に[[今井駅]]が新設された。長野新幹線では、[[新幹線200系電車|200系新幹線]]が走行することはないが、オリンピック期間中のみ列車増発のため、乗り入れに対応した編成が運転された。 == その他 == ;国内候補地 :1998年のオリンピック開催にはほかに[[旭川オリンピック構想|旭川]]や[[盛岡オリンピック構想|盛岡]]、[[山形オリンピック構想|山形]]が名乗りを上げていた。1988年6月1日、JOC総会で他候補地を破って長野が候補地に内定した。 ;スノーレッツ(4羽のフクロウがモチーフの大会マスコット) :森の守り神であり、知恵者の代名詞でもあるフクロウを抽象的にデザインした物で、「スノーレッツ (SNOWLETS)」という名前の由来は冬季オリンピックをイメージした「SNOW」、「フクロウの子供たち」という意味の「OWLETS」、「さあ、一緒に!」と元気よく呼びかけることば「LET'S」を掛け合わせた造語と言われている。また1羽ずつそれぞれに、スッキー、ノッキー、レッキー、ツッキーという名前もつけられていた。4羽はスッキーとノッキーが男の子、レッキーとツッキーが女の子という位置づけがなされ、それぞれが火の中、水の中、風の中、土の中から生まれたと設定された。また4羽の中でも人気、不人気のキャラクターが分かれ、最も不人気だったスッキーについては[[日本放送協会|NHK]]が「なぜスッキーは人気が出ないのか?」というインタビュー番組を制作するほどだったが、当初は斜めを向いていたスッキーの顔のデザインをオリンピック直前になって正面から見たデザインに“整形”するなどてこ入れがなされた甲斐もあって、オリンピック本番では4羽とも大人気だった。スノーレッツは長野オリンピック開催前年の1997年の[[第48回NHK紅白歌合戦]]にも出場している。 ;テーマソング :「[[WAになっておどろう]]〜イレアイエ〜」[[AGHARTA]](公式テーマソング。元々はNHK「[[みんなのうた]]」で採用されていたもの。スノーレッツのテーマソングという位置づけであった) :「SHARE 瞳の中のヒーロー」[[杏里]](公式イメージソング) :「Dream〜愛を忘れない〜」[[さだまさし]](公式メッセージソング) :「長野冬季スポーツ音頭」[[清水アキラ]]、[[小林由紀子]](推薦曲。当初は「長野オリンピック音頭」であったが、オリンピックが[[商標|登録商標]]であったので改称された) :「銀色の夢 ~All over the world~」[[DEEN]](公式ボランティアサポートソング) :「[[足音 (槇原敬之の曲)|足音]] 」[[槇原敬之]](聖火リレー公式応援ソング) :「[[湾岸スキーヤー]]」[[少年隊]](イメージソング) ;聖火リレー :[[ギリシャ]]から日本に着いた聖火は三手に分かれ、全都道府県を巡ったのちに長野県内の全ての市町村をリレーされて長野市に集結した。 :聖火リレーの最中に火が消えるハプニングが相次ぎ、ニュースでも話題になった。これは[[たいまつ|トーチ]]の欠陥により、トーチを傾けすぎると燃料供給が途絶えてしまうことによる。後に改良され、消えることはなくなった。 :芸能界からは[[堂本光一]]([[Kinki Kids]])らも参加。 ;[[ボスニア・ヘルツェゴビナ]]の[[ボスニア・ヘルツェゴビナの国旗|国旗]] :青地に黄色の三角と8つの星をあしらったデザイン。開催直前に新国旗が発表された。公式の場では、開会式の入場行進でお披露目された。 :各競技会場で使用する国旗を急遽差し替える作業が発生した。 ;IT化 :前大会([[リレハンメルオリンピック]])に引き続き[[IBM]]が担当。オフィシャル計時を担当した[[セイコーホールディングス|セイコー]](競技マネージメントとして豊富な経験の蓄積があった)とも綿密な協力を行い、リアルタイムでの情報反映が実現した。 :各種の告知や結果の速報など、スポーツ大会におけるインターネット(ウェブ)活用についても本格的な導入がなされた大会であった。公式サイトアクセス数は当時の[[ギネス・ワールド・レコーズ|ギネスブック]]に登録された。(期間中6億3,500万ヒット、1分間に11万ヒットの2部門) :システム開発拠点は、空家となった公共施設および閉鎖したスーパーマーケットを利用して設けられた。[[テロリズム|テロ]]などへのセキュリティ対策から所在地は公表されていなかったが、建物に出入りする人々のただならぬ雰囲気から、周辺住民には“公然の秘密”であった。午前中は涼しい建屋内も、各種機器が稼動を始めると上階を中心に室温の上昇が見られた。 :システムオペレーションセンター (SOC) は本大会時は、長野オリンピック組織委員会 (NAOC) 本部に設けられたが、システムの拠点は前記の公共施設内であった。 :[[OS/2]] Warpが様々な場面で活躍した。 :選手・役員・関係者・ボランティアスタッフなど、施設や会場にアクセスするためのIDカードを持つ者全員にメールアドレスが与えられ、施設や会場に設置されたPCからウェブメールのような形でインターネットメールのやり取りをすることができた。 ;プレ大会(開催1年前の競技会) :NAOCはリハーサルとして臨んだが、各競技団体にとってはそれも大事な本番であった。認識のズレが各所で散見され軋轢が生じる場面があった。 ;市民との融和 :国際的イベントと市民との融和、そして一過性ではなく継続的な「国際理解・親善」につなげる工夫として「一校一国運動」「一店一国運動」が展開された。「一校一国運動」は、[[1994年アジア競技大会|広島アジア大会]]の際に行われた地区公民館単位での活動を参考に考案され、市内の小中学校各校が長野オリンピック参加の特定一国について深い研究・国際交流を図る形で展開され、市民と参加各国、そしてオリンピックというイベントを強く結びつけ、大会運営にも市民文化活動にも好影響を与えた運動。その後のオリンピックの際にも導入され、今では[[国際オリンピック委員会|IOC]]のプログラムに取り込まれている。 :一店一国運動は同じような活動を商店に置き換えたもので、長野市街地を訪れる選手や観戦客に対しての[[ホスピタリティ]]を意識した運動で好評を持って迎え入れられた。 ;市街地表彰式 :屋外競技場が長野県内各地に拡散していたことから、ベースシティである長野市の中心市街地にある[[セントラルスクゥエア]]に「市街地表彰式場」を設け、競技場まで足を運べなかった市民や観戦客への配慮を行った。これも市民とオリンピックを結びつける仕掛けとして有効で、日本選手の活躍が目立った開催期間後半においては屋内競技でも目立った成績を残した選手を改めて表彰した。長野市が行っていた一校一国運動・一店一国運動とも相まって長野大会の「付加価値」、そして「NAGANO CITY」の評価を高めたものである。 ;カウントダウンTシャツ :開催を記念して、記念Tシャツが作成され一般に販売された。これは開会式の500日前から前日まで、1日1着ずつ[[オークション]]形式で販売された。入札はオークション会場及びファックスにて受け付けられた。落札価格は、最低が2万円、最高は前日分の155万円、初日分(500日前)は67万円だった。 :Tシャツのデザインは、5つのデザインで100日ごとに変更された。それぞれのデザインに加えて、開会「○○○日前」の数字が「No.○○○」と刺繍される。製作は[[ミズノ]]が担当した。 :デザインした5人のアーティストは次の通り。 :*500~401日前 [[藤井フミヤ]] :*400~301日前 [[立花ハジメ]] :*300~201日前 [[石井竜也]] :*200~101日前 [[日比野克彦]] :*100~1日前 [[池田満寿夫]] ;イベントFM放送局 :開催にあわせ、大会に関する諸情報を提供する[[イベント放送局|臨時イベントFM放送局]]が期間中開設された。周波数78.5MHz、出力は長野100W・白馬30W、[[コールサイン]]はJOYZ4A-FM。 ジバニャンも母校で観戦した == 関連項目 == * [[国際オリンピック委員会]] * [[冬季オリンピック]] * [[長野オリンピック日本選手団]] * [[長野オリンピック滑降競技場設営問題]] * [[長野パラリンピック]] * [[長野オリンピック記念 長野マラソン]] * [[長野新幹線]] * [[南長野運動公園]] ** [[長野オリンピックスタジアム]] * [[プロジェクト:オリンピック]] == 外部リンク == * [http://www.olympic.org/uk/games/past/index_uk.asp?OLGT=2&OLGY=1998 IOC Nagano 1998] {{en icon}} * [http://www.joc.or.jp/past_games/nagano/main.html JOC長野オリンピック(1998)特集] {{長野オリンピック実施競技}} {{オリンピック}} {{デフォルトソート:なかのおりんひつく}} [[Category:冬季オリンピック|1998]] [[Category:長野オリンピック|*]]