「美少女戦士セーラームーン (テレビドラマ)」の版間の差分

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『'''美少女戦士セーラームーン'''』(びしょうじょせんしセーラームーン)は、[[2003年]][[10月4日]]から[[2004年]][[9月25日]]まで放送された[[武内直子]]の[[漫画]]『[[美少女戦士セーラームーン]]』を原作にした[[テレビドラマ]]である。全49話。
 
『'''美少女戦士セーラームーン'''』(びしょうじょせんしセーラームーン)は、[[2003年]][[10月4日]]から[[2004年]][[9月25日]]まで放送された[[武内直子]]の[[漫画]]『[[美少女戦士セーラームーン]]』を原作にした[[テレビドラマ]]である。全49話。
 
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2020年1月8日 (水) 04:03時点における版

{{子記事|美少女戦士セーラームーン}} 『'''美少女戦士セーラームーン'''』(びしょうじょせんしセーラームーン)は、[[2003年]][[10月4日]]から[[2004年]][[9月25日]]まで放送された[[武内直子]]の[[漫画]]『[[美少女戦士セーラームーン]]』を原作にした[[テレビドラマ]]である。全49話。 {{ネタバレ}} {{ドラマ}} == 概要 == 1990年代に[[テレビアニメ]]化され大ブームとなった[[武内直子]]の漫画『[[美少女戦士セーラームーン]]』を原作に、[[中部日本放送|CBC]]・[[電通]]・[[東映]]製作によって制作され、[[TBS系列]]各局で毎週土曜7:30〜8:00に放送された。ただし[[テレビ高知]]と[[テレビ山口]]では放送形態が異なっていた。詳細は別途後述。 また、2003年[[12月21日]]には、CBC[[ラジオ]]で、ラジオ特番「DJムーン」を放送。(この放送は、年明けの2004年[[1月4日]]に、[[毎日放送|MBSラジオ]]、[[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]でも放送された。)さらに、最終回から4年後、うさぎと衛の結婚前夜を描いた「Special Act.」、愛野美奈子がセーラーVとして覚醒する、セーラームーン前史「Act.ZERO」、以上2本の特別編ビデオ([[オリジナルビデオ]]。[[東映]] / [[バンダイビジュアル]]製作)が発売された。 エピソードは原作第一部、対ダークキングダム編を基にオリジナル要素を付加しているが、特別編でうさぎと衛の結婚まで描かれたことで実写版の世界は実質上完結したと言える。 なおアニメ版とミュージカル版のタイトルの英語表記は'''Pretty Soldier Sailor Moon'''だが、テレビ実写版では'''Pretty Guardian Sailor Moon'''に変更されている(原作も新装版からこの英語表記に変更されている)。 2016年1月12日のビビッドのマーズご成婚特集でオーディション模様放送された == 評価 == 以下の事実から特に本作はアパレル関係は売れ、それなりの人気はあったとされる。 * 放映当時の情報番組の量販店のある店舗を基準に集計したランキングにおいて、放映期間中の2003年クリスマス時期においては前述のアパレルが女玩で一番売れていた事実が報道されている。 * 2003年11月の[[バンダイ]]こどもアンケートにおいてもクリスマスプレゼントに欲しい玩具では3〜5歳の女児では東映オリジナルの『[[明日のナージャ]]』を上回る3位(上位二つは実用品、キャラものでは最上)、6〜8歳においても8位(タカラリカちゃん人形と同列)であり、これらの事実から女児層における人気は決して低くはなかった事実が伺える。<ref>[http://www.bandai.co.jp/kodomo/question99.html バンダイこどもアンケート Vol.99]</ref><ref>[http://www.bandai.co.jp/kodomo/question105.html バンダイこどもアンケート Vol.105]</ref>。 ただ、ある程度の人気はあったものの、アニメ版のような大ヒットとはいかなかった点に関しては以下の要因が指摘されている。 * 本作が朝食時間帯枠の放送のため視聴者の親が見る報道番組・情報番組([[NHKニュース おはよう日本]]や[[ズームイン!!サタデー]]、[[やじうまプラス]](一部地域除く)、同じ日にスタートした[[めざましどようび]])と重なってしまった。 末期は裏で初代遊戯王再放送やっていた。2015年2月からまたやっている。余談であるが同じTBS. のレイディでマーズがアテムと共演した。。7月6日の笑ってこらえてでアテムがマーズ観賞した。アテムがスタジオゲストでマーズがVTR で出た為。しかもマーズのコーナーが終了した後にアテムがコメントした。2016年3月8日のロンハーでマーズがパラドックスと共演した。 * 2003〜2004年当時の少女向けコンテンツそのものがアニメ版の全盛期とは事情が変わり、ノンファンタジー系(主に恋愛系)作品の高年齢化とファンタジー(魔法少女・バトルヒロイン系を含む)系の低年齢化が進行し、美少女戦士というジャンルを視聴するのは未就学児や小学校低学年の女児が中心となってしまったことが影響したと考えられる。 * アニメ版も2000〜2003年の再放送では本放送の頃よりも視聴者が低年齢化しており、関連商品が売れたのは未就学児〜小学校低学年のみ<ref>[http://www.bandai.co.jp/kodomo/question71.html バンダイこどもアンケート Vol.71]</ref><ref>[http://www.bandai.co.jp/kodomo/question82.html バンダイこどもアンケート Vol.82]</ref>だった。この再放送をもってすら「ある程度売れる」という以上の成功でしかなかった事が資料から伺える。 * <!--また『[[きらりん☆レボリューション]]』は[[久住小春|きらり役の歌手]](とその[[モーニング娘。|所属グループ]])とのタイアップでアニメ化されプロモーションとして人間の月島きらりが大々的におはスタのミニドラマなどのメディアに露出した事も成功の一因と思われ、近年の少女漫画原作ドラマのヒットや『[[ちびまる子ちゃん]]』のドラマのテレビシリーズ化を思えば早すぎた企画だったのかもしれない。--> * <!--視聴率は地方局においては10%以上になることもあったが、関東地方では『[[ズームイン!!サタデー]]』などに押される形で最高視聴率5.1%、平均視聴率3.8%([[ビデオリサーチ]]調べ)と最高、平均視聴率が前番組の[[星のカービィ (アニメ)|星のカービィ]]の平均視聴率から低下する等低迷し、低いときでは1%台(ビデオリサーチ調べ)になってしまうこともあった。この時間枠の視聴率は次番組(『[[ウルトラマンネクサス]]』)では更に低下し、後のMBSとの全国枠の交換(『[[知っとこ!]]』を7:30放送開始にすることで生放送番組を連続させる)へつながった。 * なお静岡地区([[静岡放送]])に限り、裏番組として、同じ東映制作の[[スーパー戦隊シリーズ]]『[[爆竜戦隊アバレンジャー]]』『[[特捜戦隊デカレンジャー]]』(以上は[[静岡朝日テレビ]]で時差スポンサードネット)があり、東映特撮同士の「潰し合い」となった。 * 脚本はアニメ版が「マンネリな脚本」と一部で評されていたのに対し、本作の[[小林靖子]]による脚本は[[少女漫画]]らしいドラマチックでシリアスな展開となっている。プロデューサーの[[白倉伸一郎]]は、作品内容について(原作の雰囲気を重視するという意味で)『原作原理主義』だと語っている。しかしアニメ版で確立された定番パターンと明るさが好きだったアニメ版ファンには違和感を持って迎えられた。 * 原作漫画・アニメ・ミュージカルのファンからの、この実写版の評価は賛否両論(詳しくは下記の差異を参照)で、本ドラマ以降セーラームーンのファンは、原作・アニメ・ミュージカル派と実写版ドラマ派の二通りに分けられるようになった{{要出典}}と言われている。--> == キャスト == === レギュラー・準レギュラー === * [[月野うさぎ|月野うさぎ / セーラームーン]] - [[沢井美優]] * [[地場衛|地場衛 / タキシード仮面 / エンディミオン]] - [[渋江譲二]] * [[水野亜美|水野亜美 / セーラーマーキュリー]] - [[梨華|浜千咲]] * [[火野レイ|火野レイ / セーラーマーズ]] - [[北川景子]] * [[木野まこと|木野まこと / セーラージュピター]] - [[安座間美優]](幼少期:[[鳴海美翔]]) * [[愛野美奈子|愛野美奈子 / セーラーヴィーナス]] - [[小松彩夏]] * ルナ - [[潘恵子]](声のみ) * アルテミス - [[山口勝平]](声のみ) * 大阪なる - [[河辺千恵子]] * 桜田春菜 - [[大寶智子]] * クインベリル - [[杉本彩]] * ジェダイト - [[増尾遵]] * ネフライト - [[松本博之]] * ゾイサイト - [[遠藤嘉人]] * クンツァイト / シン - [[窪寺昭]] * 月野育子 - [[森若香織]] * 月野進悟 - [[武子直輝]] * 古幡元基 - [[黄川田将也]] ==== オリジナルキャラクター ==== * ルナ / セーラールナ(人間時) - [[小池里奈]](26 - ) * 日下陽菜 - [[松下萌子]](16 - 26) * 黒木ミオ - [[有紗]](29 - ) * 木村桃子 - [[清浦夏実]] * 阿部香奈美 - [[平井愛子]] === ゲスト出演 === * 大阪まゆみ(なるの母) - [[渡辺典子]](act1) * アルトゼミナール講師 - [[春木みさよ]](act2) * 桜木由加 - [[みさきゆう]](act4) * DJ - [[露木亮介]](act4,28) * タケル - [[田代功児]](act6) * 高井康太 - [[三嶋啓介]](act7) * 偽タキシード仮面 - [[弓削智久]](act9) * エリカ - [[小池彩夢]](act10) * 齋藤社長(愛野美奈子の事務所社長) - [[池田成志]](act11,12,39,40) * 野崎ひかり - [[望月瑛蘭]](act19,20) * 清水大地 - [[松川真之介]](act19,20) * 愛野美奈子のバンドメンバー(act30) ** ギター担当 - [[高取ヒデアキ]] ** キーボード担当 - [[松本美千穂]] ** ベース担当 - [[熊田和生]] ** ドラム担当 - [[八木仁]] * ユウト - [[一條俊]](act32) * 火野隆司(火野レイの父) - [[升毅]](act33,34) * 水野冴子(水野亜美の母) - [[筒井真理子]](act33,34) * キューティ・ケンコー - [[IZAM]](act zero) == スタッフ == * チーフプロデューサー:岡﨑剛之(CBC)、竹澤寿之(CAZBE) * プロデュース:矢田晃一([[東映エージエンシー]])、坂田雄馬(電通)、[[白倉伸一郎]]、丸山真哉(東映) * 脚本:[[小林靖子]] * 監督:[[田崎竜太|田﨑竜太]]、[[高丸雅隆]]、[[舞原賢三]]、[[鈴村展弘]]、[[佐藤健光]] * 特撮監督:[[佛田洋]] * 撮影:[[松村文雄]]、上赤寿一、川口滋久、上林秀樹、小林元、[[いのくままさお]] * 録音:[[土屋和之]](第一話から最終話・TV全放映分)録音助手:松本敦子 * ビジュアルコレオグラファー:彩木映利 * スタントコーディネーター:[[玉寄兼一郎]](17〜) * デザイン;[[竹田団吾]]〔衣裳〕 、[[篠原保]]〔妖魔〕 * 助監督:[[加藤弘之]]、塩川純平、大峯靖弘ほか * 音楽:[[大島ミチル]] * 企画制作協力:[[電通]]、[[CAZBE]]、[[東映エージエンシー]] * 製作・著作:[[中部日本放送]]、[[東映]] === 主題歌 === *「キラリ☆セーラードリーム!」作詞:武内直子 作曲:羽場仁志 編曲:京田誠一 歌:[[弓原七海|小枝]](さえ) * 劇中歌 **「C'est la vie 〜私のなかの恋する部分」作詞:岩間祐穂 作曲・編曲:平間あきひこ 歌:愛野美奈子(小松彩夏) **「Romance」作詞・作曲:杉浦篤 編曲:秋葉原健介 歌:愛野美奈子(小松彩夏) **「Kiss!<sup>2</sup> Bang!<sup>2</sup>」作詞:田形美喜子 作曲・編曲:高見優 歌:愛野美奈子(小松彩夏) == 実写版と他メディア版の差異 == * アニメ独特の「髪の色」は変身後のみ。変身前は全員が黒髪か茶髪。 * 水野亜美の髪型をショートカットからセミロングに変更(セーラーマーキュリーに変身後は水色のショートカット)。 * 火野レイのキャラクターを原作に準拠した「神秘的なクールビューティー」にした。 * 愛野美奈子が「アイドルになることを夢見る女子中学生」から「ティーンエイジャーに人気のアイドル」という設定に変更された。 * セーラー戦士のコスチュームが原作準拠のデザインに変更。大きな変更点は以下のようなものがある。 ** セーラーマーキュリー:[[ノースリーブ]]になった。 ** セーラーマーズ:[[レオタード]]の脚の付け根部分に[[アミュレット]]が付いた。 ** セーラージュピター:腰に[[バラ]]のポプリが入ったポシェットが付いた。 ** セーラーヴィーナス:腰にチェーン。髪飾りにもチェーンが追加された。 * ルナとアルテミスが[[ネコ|猫]]から「しゃべる猫の[[ぬいぐるみ]]」に変更。 * ルナの声優はアニメ版と同じく潘恵子だが、アルテミスの声がアニメ版の[[高戸靖広]]から、[[山口勝平]]に変更。 * ミュージカル版で6代目水野亜美 / セーラーマーキュリーを演じた[[河辺千恵子]] が大阪なる役で出演している。 * セーラー戦士全員の決め台詞が「○○と××(それぞれの戦士を表す言葉が入る)の戦士〜」「○○(それぞれの守護星が入る)に代わって〜」という形に統一された。 * アニメ版では月野うさぎのみが持っていた「変身ペン」を、「変身携帯テレティアS」としてセーラー戦士全員に持たせた。 * 劇伴はアニメ版を手がけた[[有澤孝紀]]ではなく、[[大島ミチル]]が担当している。 * 原作で第2期シリーズ以降(アニメではR以降)に登場する、ちびうさと外部太陽系戦士達(ウラヌス、ネプチューン、プルート、サターン)は登場しなかった。外部太陽系戦士達の存在を匂わす設定が語られる事もなかった。 * ダークキングダム四天王のキャラクター設定。元人間でタキシード仮面(プリンス・エンディミオン)の従者だったという原作の設定が生かされている。四つの石の化身である点も原作に準拠。各個人の設定の違いは以下のとおり。 ** '''ジェダイト''':少年。真面目一徹だが詰めが甘い。ベリルへの忠誠心はきわめて高く、ベリルの呪縛から解き放たれた後も最期までベリルに仕えた。一時、石に戻った時期もあった。金髪でエナジー収集担当なのは、原作やアニメと変わらず。 ** '''ネフライト''':赤髪で短髪、直情型。他の[[四天王]]に対する嫉妬心が強く、ベリルの寵愛を得ようと猪突猛進する。幻の銀水晶捜索担当。前世では熱血漢。一度、殺されたかと思わせてベリルの影響から離れ、クラウンの店員として働きながらベリルへの復讐の機会をうかがっていたが、最終的に恩讐を捨て人間として生きることを決意する。 *** アニメ版オリジナルの大阪なるとの恋愛関係も存在せず、代わりにごくわずかだが水野亜美への仄かな恋心が描かれた。 ** '''ゾイサイト''':銀髪。音楽(主に[[ピアノ]])を武器に人を操る精神攻撃を旨とする。また、精神のみを任意の場所に飛ばすことも可能。オカマではない。作曲により妖魔を創造。プリンセス抹殺を担当。一度ヴィーナスに敗れたが、その後に復活。前世での悲劇を繰り返さぬよう、エンディミオンとセレニティ(=衛とうさぎ)の仲を裂こうとした。 ** '''クンツァイト''':黒髪。エンディミオンに剣の指南をしていた達人。己の髪を人間の首に巻きつけることで、人間を妖魔化する。ネフライト曰く『失敗作』。記憶の覚醒前は、洋館で暮らす謎の好青年『シン』と名乗っていた。クインベリルへの敬意は感じられず、常に慇懃無礼な態度で応じる。『大いなる悪』の復活に情熱を注ぐ。前世ではエンディミオンへの忠誠心がもっとも強い男であったが…。 * クラウンが[[ゲームセンター]]から[[カラオケボックス]]に変更。古幡元基が店員なのに変化はない。 * 古幡元基が、うさぎの憧れのお兄さんだったのが、冴えない[[カメ|亀]]の愛好家に変更。後に木野まことに恋心を抱くようになる。原作とアニメ版ではまことが元基に恋するが結ばれないのに対し、実写では元基がまことに恋して結ばれる(特別編Special Act.で、元基がまことに花嫁のブーケを渡す)、というまったく逆の関係になっている。 * 地場衛が原作と同じく高校生になっている。ただし「古幡元基は衛のクラスメートで親友」という設定がアニメ版を踏襲しているので、アニメ版とは逆に元基が大学生から高校生へ変更。 * 地場衛がうさぎから「まもる」と呼ばれている。なお、タキシード仮面も「様」を付けずに呼ばれている。(怪盗というイメージから、当初は敵扱いされていたため) * 地場衛に幼なじみであり婚約者の'''日下陽菜'''の存在が追加される。 * うさぎのママ・月野育子はイケイケ主婦のイメージで、原作やアニメ版ほど教育ママという雰囲気ではない。愛情深さが前面に出ている母で、うさぎもやや甘えん坊である。「オムレツにチーズを入れるか入れないか」という下らない理由でうさぎとケンカしたり、TVリポーターデビューを夢見たりする。進悟が小生意気な弟である点は変わらず。父親は電話で存在が示されただけだが(その後、前述の「Special Act」においてこの作品の監督[[田崎竜太]]が父親役を演じた)、月野家のシーンは満ち足りた円満な家庭描写である。 * セーラー四戦士の新装備として「'''セーラースタータンバリン'''」が登場する。光線を放ったり、戦士達の力を増幅する機能を持つ。最終決戦とオリジナルビデオでは武器に変化させて使われ、マーキュリーの物は氷の刀に、マーズとヴィーナスの物は短剣に、ジュピターの物は矛槍になる。(プリンセスセーラームーンを追う3人の前に、Pムーンを守護するかのような白装束の妖魔が多数出現!幻の銀水晶によって生み出されただけありかなりの強さ、翻弄されるマーキュリー。意を決したようにセーラースタータンバリンを取り出し、意識を集中させ…「'''水よ、水星よ、私に力を…!'''」タンバリンを氷の刀に変え、妖魔にたちむかってゆくマーキュリー。そしてマーズは自分のタンバリンとヴィーナスのタンバリン、ふたつのタンバリンに意識を集中させ「'''炎よ、火星よ、私に力を…!'''」とふたつのタンバリンをふたふりの短剣に変える。ジュピターも「'''雷(いかずち)よ、木星よ、私に力を…!'''」とタンバリンを大きな矛と変え妖魔に立ち向かう。) * 今まで殆ど描かれてこなかった、うさぎの親友の大阪なるとセーラー戦士の関係が描かれる。基本的には同じクラスメートの亜美となるの関係であるが、当初は人付き合いが苦手な亜美とうさぎの仲に、うさぎの幼なじみであるなるが嫉妬を抱くなど軋轢もあった。様々な出来事を経て最終的には同じうさぎの友人として仲良くなる事が出来た。 * セーラーマーキュリーがダークキングダムに捕らわれ、'''ダークマーキュリー'''として一時的に敵に回ることになる。亜美の心に踏みこんだ点も含めて、実写オリジナルの展開としては好評で、アニメ風にアレンジした'''ダークマーキュリー'''のガレージキットのフィギュアも造られた。 * ルナが人間の少女に変身し、さらにセーラー戦士「'''セーラールナ'''」となる。ダークキングダム編の映像化で出番がなくなったものの玩具が売れていた、ちびムーンの代打的に登場が決まったと推測される。基本的にギャグ担当のにぎやかしキャラで、原作・アニメ劇場版で登場した大人びた人間バージョンとは相当な落差がある。原作5部の「マウ星出身でセーラー戦士になれるのは本来セーラーマウだけである」という設定にも合わない。ただし、キャラデザインと「お菓子が大好き」という設定は原作者自らによるものである。 * 愛野美奈子のライバルとして、同じくアイドルの'''黒木ミオ'''というレギュラーキャラが追加される。ミオの正体はベリルの影。うさぎをクラスから孤立させるなど、陰険なイジメを行った(「Special Act」では、クインベリルに変わる新女王として、君臨し、最後は植物型の巨大妖魔に変身)。 * 火野レイの父親と水野亜美の母親絡みのエピソードが追加される。 *「'''プリンセス・セーラームーン'''」という、セーラームーン最終形態が登場する。 武器は、剣とハープに変形する「'''プリンセスハープ'''」。 * 最終決戦を前に愛野美奈子が病死して、残された4人で最終決戦に向かった。 * クインメタリアは銀水晶により増幅されたプリンセスの「負」の心だったという設定。 * 地場衛は洗脳されず、四天王を人質にダークキングダムに幽閉される。星を守るためにクインメタリアを体内に取り込むが、逆に取り憑かれる。この時の姿は、'''メタリア・エンディミオン'''と呼ばれる。 * アニメ版ではベリルを倒して終わったが、実写版ではメタリアの最後が描かれる。メタリアは衛の犠牲で倒されたのだが・・・。 * 最終話でいったん地球が消滅している。それは本来の結末の映像化だったといわれるが、愛野美奈子の死と並んで、原作・アニメ版のファンの意見が分かれる所となっている。 == ビデオ・DVD == * 美少女戦士セーラームーン(1)~(12)(2004年3月 - 2005年2月、[[バンダイビジュアル]]) * 美少女戦士セーラームーン キラリ☆スーパーライブ(2004年8月、バンダイビジュアル) * 美少女戦士セーラームーン Special Act.(2004年11月、バンダイビジュアル) * 美少女戦士セーラームーン Act.ZERO(2005年3月、バンダイビジュアル) == 写真集 == * 美少女戦士セーラームーン ビジュアル・ブック(2004年4月、[[ソニー・マガジンズ]])撮影・[[細野晋司]] == ネット局に関するこぼれ話 == テレビ高知では前期のエピソードは約3ヶ月の時差ネットで放送されたあと、そのギャップを埋めるため深夜に集中放送を行い、テレビ山口では前期の半年間は全く放送されなかった(テレビ山口は『[[モンスターファーム (アニメ)|モンスターファーム]]』では金曜16:24〜の枠で遅れ放送していたが、同枠のスポンサー降板などの事情でネットを離脱していた)。 元々、TBS系の全国ネット番組についてはこの2局のみがネットの対象から外されたり、遅れ放送となるケースが珍しくないが、スポンサーの関係か、TBSの意向か、テレビ高知・テレビ山口の意向かは不明。ただ、[[ローカルセールス枠]]の多くを、テレビ高知は系列局のない[[テレビ朝日]]系([[高知さんさんテレビ]]開局までは[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系も)の番組枠に充てていた。テレビ山口もかつてフジテレビ系列局だった名残で、フジテレビ系の番組を多く編成する傾向が強かった。なお、テレビ朝日系アニメ版は[[高知県]]では[[高知放送]]([[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系)が、[[山口県]]では[[山口朝日放送]]<ref>放送開始から1993年9月までは[[山口放送]]がテレビ朝日系列局ではあったが、[[日本テレビネットワーク協議会|NNS]][[クロスネット局|にも加盟していた]]ためか、同時ネットどころか放送日時差し替えすらなされず、山口朝日放送が山口放送で放送されなかったエピソードを1994年から1996年にかけて、金曜16:00〜16:30に放送した。</ref>が放送していた。 ====関連項目==== メデューサ。ドラえもんの人物。県民でルナと共演した 天女。ヨシヒコの人物。2015年9月24日にルナと対決した 遊戯王。上記の通り対決していた。レイディでマーズと共演した パラドックス。同上。2016年3月8日のロンハーでマーズと共演した テリー。ドラクエの人物。同上 == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} <div class="references-small"><references /></div> == 外部リンク == * [http://sailormoon.channel.or.jp/ 美少女戦士セーラームーン公式ホームページ] * [http://hicbc.com/tv/sailormoon/ 実写版 CBC公式サイト] * [http://www.toei.co.jp/tv/sailormoon/index.asp 実写版 東映公式サイト] * [[ThePPN:Pretty Guardian Sailor Moon]] {{前後番組|放送局=[[中部日本放送|CBC]]・[[TBSテレビ|TBS]]系|放送枠=土曜7:30枠<br />(本作以降特撮枠)|番組名=美少女戦士セーラームーン|前番組=[[星のカービィ (アニメ)|星のカービィ]]|次番組=[[ウルトラマンネクサス]]}} {{美少女戦士セーラームーン}} {{中部日本放送}} {{DEFAULTSORT:ひしようしよせんしせえらあむうん}} [[Category:美少女戦士セーラームーン|てれひとらま]] [[Category:東映特撮作品]] [[Category:中部日本放送のテレビドラマ]] [[Category:TBSの特撮番組]] [[Category:2000年代の特撮作品]] [[Category:漫画原作ドラマ]] [[Category:2003年のテレビドラマ]] [[Category:めばえ]] [[Category:幼稚園 (雑誌)]] {{Wikipedia/Ja}}