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'''石巻線'''(いしのまきせん)は、[[宮城県]][[遠田郡]][[美里町 (宮城県)|美里町]]にある[[小牛田駅]]から宮城県[[牡鹿郡]][[女川町]]にある[[女川駅]]を結ぶ、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の[[鉄道路線]]([[地方交通線]])である。
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<nowiki>'''石巻線'''(いしのまきせん)は、[[宮城県]][[遠田郡]][[美里町 (宮城県)|美里町]]にある[[小牛田駅]]から宮城県[[牡鹿郡]][[女川町]]にある[[女川駅]]を結ぶ、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の[[鉄道路線]]([[地方交通線]])である。
  
 
2011年3月11日に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])で全線不通となっていたが、2013年3月16日までに小牛田駅 - 浦宿駅間が復旧し、2015年3月21日に全線が復旧した(詳細は「[[#東日本大震災による影響|東日本大震災による影響]]」の節を参照)。
 
2011年3月11日に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])で全線不通となっていたが、2013年3月16日までに小牛田駅 - 浦宿駅間が復旧し、2015年3月21日に全線が復旧した(詳細は「[[#東日本大震災による影響|東日本大震災による影響]]」の節を参照)。

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'''石巻線'''(いしのまきせん)は、[[宮城県]][[遠田郡]][[美里町 (宮城県)|美里町]]にある[[小牛田駅]]から宮城県[[牡鹿郡]][[女川町]]にある[[女川駅]]を結ぶ、[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)の[[鉄道路線]]([[地方交通線]])である。 2011年3月11日に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])で全線不通となっていたが、2013年3月16日までに小牛田駅 - 浦宿駅間が復旧し、2015年3月21日に全線が復旧した(詳細は「[[#東日本大震災による影響|東日本大震災による影響]]」の節を参照)。 [[日本の鉄道ラインカラー一覧|ラインカラー]]はピンク({{color|#ff9999|■}})で、全線が[[東日本旅客鉄道仙台支社|JR東日本仙台支社]]が管轄している。[[ICカード|IC]][[乗車カード]]「[[Suica]]」は利用エリア外であるが、[[小牛田駅]]・[[石巻駅]]を利用する場合に限り、Suicaを使用することができる特例が認められている<ref>東日本旅客鉄道株式会社ICカード乗車券取扱基準規程(第27条第1項及び第2項)</ref>。 == 路線データ == * 管轄: ** 東日本旅客鉄道([[鉄道事業者|第一種鉄道事業者]]):小牛田駅 - 女川駅間 44.7km ** [[日本貨物鉄道]]([[鉄道事業者|第二種鉄道事業者]]):小牛田駅 - 石巻駅間 27.9km * [[軌間]]:1067mm * 駅数:14(起終点駅含む) ** 石巻線所属駅に限定した場合、東北本線所属の小牛田駅<ref>『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』[[ジェイティービー|JTB]]、1998年。ISBN 978-4-533-02980-6。</ref>が除外され、13駅となる。 * 複線区間:なし(全線[[単線]]) * 電化区間:なし(全線[[非電化]]) * 最高速度:85km/h * [[運転指令所]]:小牛田[[列車集中制御装置|CTC]] == 運行形態 == すべて[[普通列車]]で運転されている。小牛田駅 - 石巻駅・女川駅間の直通運転が基本で、前谷地・石巻駅発着も設定されている。一部列車を除いて[[ワンマン運転]]を実施している。 震災前は、[[仙台駅]]から当路線を経由して[[気仙沼線]]に直通する[[快速列車|快速]]「[[南三陸 (列車)|南三陸]]」も運転されていた(当路線内は上涌谷駅を通過)。また昔は小牛田駅 - 前谷地駅間で石巻線の列車と気仙沼線の列車を併結する運用も多く、前谷地駅で列車を分割・併合する光景も2001年過ぎまで見られたが現在は存在しない。 2013年3月16日時点で[[仙石線]]も一部区間が不通となっており、[[東北本線]]小牛田駅経由で朝に石巻発仙台行き、夜に仙台発石巻行きの直通快速がそれぞれ1本運行されている。いずれも途中無停車で、仙石線経由の定期券や乗車券が利用でき、仙台駅直通のため仙石線代替バス乗り継ぎよりも30分程度短縮となる<ref name="jr-sendai20111115">{{PDFlink|[http://www.jr-sendai.com/doc/20111115.pdf 石巻⇒仙台間直通快速列車のお知らせ]}} - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース 2011年11月15日</ref><ref name="jr-sendai20111213">{{PDFlink|[http://www.jr-sendai.com/doc/20111213a.pdf 仙台⇒石巻間直通快速列車のお知らせ]}} - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース 2011年12月13日</ref><ref name="jr-sendai20111216">{{PDFlink|[http://www.jr-sendai.com/doc/20111216b.pdf 2012年3月ダイヤ改正について]}} - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース 2011年12月16日</ref> 。2015年5月30日の仙石線全線運転再開および「[[仙石線・東北本線接続線|仙石東北ライン]]」運行開始に伴い、同年5月29日限りで運転を終了する予定<ref name="jr-sendai20150226" />。 [[貨物列車]]は定期列車が月曜日6往復、火 - 金曜日8往復、土曜日7往復、休日6往復、他に臨時列車が2往復設定されている。ダイヤ上は[[石巻港駅]]と[[小牛田駅]]と[[仙台貨物ターミナル駅]]を結ぶ列車であるが、継走先は[[岩沼駅]]・[[北王子駅]](2014年3月14日まで)・[[新座貨物ターミナル駅]]宛てである。すべて[[コンテナ]]で、財源(積荷)は[[紙]]がほとんどである。震災以後は運休していたが、2012年10月9日より運行を再開した。 == 使用車両 == [[小牛田運輸区]]所属の気動車で運行されている。 * [[国鉄キハ40系気動車 (2代)|キハ40形・キハ48形]] - 2015年5月まで<ref name="jr-sendai20150226">{{PDFlink|[http://www.jr-sendai.com/wp-content/uploads/2015/02/201505daiyakaisei.pdf 2015年5月ダイヤ改正について]}} - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース 2015年2月26日</ref>。 * [[JR東日本キハ100系気動車|キハ110系]] - 主に直通快速や気仙沼線直通列車に充当。 2013年3月23日から土曜・休日に一部の定期普通列車が、キハ48形に[[石ノ森章太郎]]作品のキャラクターの[[ラッピング車両|ラッピング]]を施した「石巻線マンガッタンライナー」で運行されている<ref>{{PDFlink|[http://www.jr-sendai.com/wp-content/uploads/2013/01/press_20130124-mangattan.pdf 「石巻線マンガッタンライナー」運転開始!]}} - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース 2013年1月24日</ref>。 [[国鉄キハ58系気動車|キハ28・キハ58形]]は快速「南三陸」のキハ110系への置き換えに伴い、[[2007年]]6月末で定期運用から撤退した。なお、撤退前は快速「南三陸」関連以外に石巻線内普通列車(非ワンマン運用)にも比較的多く充当されていた。 このほか、小牛田運輸区に在籍する[[ジョイフルトレイン]]「[[グラシア (鉄道車両)|こがね]]」が、臨時列車「こがねふかひれ号」として運転されていたが、車両の老朽化により2010年12月26日限りで運転を終了した。 == 歴史 == * 1911年(明治44年)8月23日:仙北軽便鉄道(発起人荒井泰治)に対し鉄道鉄道免許状下付(小牛田 - 石巻間、登米 - 築館間)<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2951812/5 「鉄道免許状下付」『官報』1911年8月26日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。 * [[1912年]](大正元年)[[10月28日]]:'''仙北軽便鉄道''' 小牛田駅 - 石巻駅 (17.4M=27.9km) 間が開業(軌間762mm)。涌谷、前谷地、佳景山、鹿又、石巻の各駅を設置<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2952177/7 「軽便鉄道運輸開始」『官報』1912年11月4日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。 *1914年(大正3年)6月2日 鉄道免許取消(登米 - 築館間)<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2952655/9 「軽便鉄道免許一部取消」『官報』1914年6月4日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。 * [[1919年]](大正8年)[[4月1日]]:小牛田駅 - 石巻駅間を買収し国有化。線路名称を'''仙北[[軽便線]]'''とする<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2954108/7 「鉄道院告示第14号」『官報』1919年3月29日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。 * [[1920年]](大正9年)[[5月23日]]:小牛田駅 - 石巻駅間の軌間を762mmから1067mmに変更<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2954452/2 「鉄道省告示第9.10号」『官報』1920年5月21日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。 * [[1921年]](大正10年)[[1月1日]]:線名を仙北軽便線から'''石巻軽便線'''に変更<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2954638/10 「鉄道省告示第141号」『官報』1920年12月28日](国立国会図書館デジタルコレクション)</ref>。 * [[1922年]](大正11年)[[9月1日]]:線名を石巻軽便線から'''石巻線'''に変更(軽便鉄道法の廃止による)。 *1934年(昭和9年)5月15日:小牛田-石巻間ガソリンカー運転開始<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1114644/103 『鉄道省年報. 昭和10年度』](国立国会図書館近代デジタルライブラリー)</ref>。 * [[1939年]](昭和14年)[[10月7日]]:石巻駅 - 女川駅 (17.0km)間が開業。陸前稲井、渡波、沢田、女川の各駅を設置。 * [[1953年]](昭和28年):[[気動車|ディーゼルカー]]が運行開始。 * [[1956年]](昭和31年) ** [[2月12日]]:沢田駅 - 女川駅間に浦宿駅が開業。 ** [[4月5日]]:鹿又駅 - 石巻駅間に曽波神駅が開業。 ** [[8月1日]]:小牛田駅 - 涌谷駅間に上涌谷駅が開業。 * [[1958年]](昭和33年)[[8月11日]]:女川駅 - 女川港駅 (1.4km)間の貨物線が開業。(貨)女川港駅を設置。 * [[1974年]](昭和49年)[[3月24日]]:[[蒸気機関車]]([[国鉄C11形蒸気機関車|C11形]])の運行終了、翌日から無煙化。以後、貨物列車や臨時客車列車等は[[国鉄DE10形ディーゼル機関車|DE10形ディーゼル機関車]]牽引に代わる。 * [[1977年]](昭和52年) ** [[10月1日]]:小牛田駅 - 前谷地駅間単線自動閉塞化。 ** [[12月11日]]:陸羽線の部から東北線の部に変更。 * [[1980年]](昭和55年)[[8月1日]]:女川駅 - 女川港駅 (1.4km)間が廃止。渡波駅 - 女川駅間の貨物営業が廃止。(貨)女川港駅廃止。 * [[1984年]](昭和59年)[[1月15日]]:石巻駅 - 渡波駅間の貨物営業が廃止。 * [[1987年]](昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)に移管。 * [[1989年]](平成元年)[[4月26日]]:渡波駅 - 沢田駅間に万石浦駅が開業。 * [[2001年]](平成13年)[[10月14日]]:天皇・皇后の[[第56回国民体育大会|宮城国体]]臨席に伴い、[[皇室用客車|1号御料車]]編成による[[お召し列車]]を仙台駅から東北本線・石巻線経由で気仙沼線 柳津駅へ運転(片道のみ)。[[国鉄DD51形ディーゼル機関車|DD51]] 842牽引(予備機:DD51 888) * [[2011年]](平成23年) ** [[3月11日]]:[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])の発生により全線で不通。 ** [[4月17日]]:小牛田駅 - 前谷地駅間が運転再開。 ** [[5月19日]]:前谷地駅 - 石巻駅間が運転再開。 ** [[12月1日]]:平日朝に石巻駅から仙台行き直通快速が運行開始。 * [[2012年]](平成24年) ** [[1月10日]]:平日夜に仙台駅から石巻行き直通快速が運行開始。 ** [[3月17日]]:石巻駅 - 渡波駅間が運転再開。仙台駅 - 石巻駅間の直通快速が毎日運行開始。 ** [[10月9日]]:貨物列車が運行再開。 * [[2013年]](平成25年)[[3月16日]]:渡波駅 - 浦宿駅間が運転再開。 * [[2014年]](平成26年)4月1日:全線が新設の仙台近郊区間となる。 * [[2015年]](平成27年) ** [[3月14日]]:運転再開に先立ち、浦宿駅 - 女川駅を改キロ (-0.2 km)<ref name="jr-sendai20150129">{{PDFlink|[http://www.jr-sendai.com/wp-content/uploads/2015/01/ishinomaki_senseki.pdf 石巻線および仙石線の全線運転再開と仙石東北ライン開業に伴う営業キロの変更及び運賃の適用等について]}} - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース 2015年1月29日</ref>。 ** [[3月21日]]:浦宿駅 - 女川駅間が運転再開<ref name="asahi20150321">[http://www.asahi.com/articles/ASH3P2TZ2H3PUNHB006.html 朝日浴び、女川駅から始発列車 JR石巻線が全線開通] - [[朝日新聞]]、2015年3月21日。</ref><ref name="jr-sendai20141208">{{PDFlink|[http://www.jr-sendai.com/wp-content/uploads/2014/12/ishinomakisen.pdf 石巻線の全線運転再開について]}} - 東日本旅客鉄道仙台支社プレスリリース 2014年12月8日</ref>。 なお石巻駅 - 女川駅間には、[[1915年]]から[[1926年]]にかけて[[軽便鉄道]]の[[金華山軌道]]が開通していたが、石巻線の開業に伴って廃線補償を受け、1939年に休止、翌年廃止となった。 == 東日本大震災による影響 == 2011年3月11日に発生した[[東北地方太平洋沖地震]]([[東日本大震災]])では、[[地震]]や[[津波]]の被害を受け、全線にわたり不通となった。同年5月19日までに小牛田駅 - 石巻駅間、2012年3月17日には石巻駅 - 渡波駅間、2013年3月16日<ref name="mainichi20121222" />には渡波駅 - 浦宿駅間が復旧した。残る不通区間の浦宿 - 女川間は軌道の損傷、女川駅は駅舎が消失しており復旧の目途は立っていなかったが、2015年3月21日に復旧した<ref name="asahi20150321" /><ref name="jr-sendai20141208" />。2015年3月20日までは浦宿駅 - 女川駅間では[[バス代行]]輸送が行われていた<ref>{{PDFlink|[http://www.jr-sendai.com/eq/20140315-io-bus.pdf JR石巻線(浦宿駅〜女川駅)・代行バス時刻]}} - 東日本旅客鉄道仙台支社</ref>。 JR東日本は被災した路線について「線路の位置変更も考えていくことになる」との考えで、現在の線路よりも内陸部への移設も視野に入れているため復旧には時間がかかることを明らかにし<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110415-OYT1T00277.htm 被災JR4路線、線路位置変更も…復興に合わせ(2011年4月15日読売新聞)] - 2011年5月7日閲覧</ref>、特に被害が大きかった女川駅を内陸側に移設することが検討された<ref>[http://www.asahi.com/national/update/0927/TKY201109270745.html 津波被害のJR線、内陸へ一部移設 常磐・仙石・石巻線] - 朝日新聞、2011年9月28日。</ref>。 2012年3月5日には、被害の大きかった女川駅をのぞく渡波駅 - 浦宿駅間を2013年度初頭を目処に復旧させるとJR東日本から発表され<ref>[http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012030500623 女川駅除き、13年度初め運行へ=JR石巻線]. [[時事通信]]. (2012年3月5日)</ref>、同年12月21日には翌年3月16日に予定されるJRグループダイヤ改正に合わせて同区間を復旧させることが正式に発表された<ref name="mainichi20121222">[http://mainichi.jp/select/news/20121222k0000m040082000c.html JR各社:3月16日ダイヤ改正 東京−新青森11分早く]. [[毎日新聞]]. (2012年12月21日)</ref>。 2013年1月24日のJR東日本仙台支社長定例記者会見では、浦宿駅 - 女川駅間の復旧時期は明言を避け、女川町が要望する2015年度の復旧について「技術的に可能かどうか、町側と検討する」としている<ref>[http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130125t13016.htm 踏切解消へ努力 被災路線復旧、立体交差で JR東] - 河北新報、2013年1月25日。</ref>。そして2月1日に女川駅を150m内陸側に移設し、かさ上げした上で浦宿駅 - 女川駅間(距離は2.5kmから2.3kmに短縮)を復旧させることで女川町とJR東日本との間で覚書を締結した<ref>[http://www.kahoku.co.jp/news/2013/02/20130202t13016.htm 女川町とJR東、石巻線全面復旧へ覚書 女川駅内陸に移設] - 河北新報、2013年2月2日。</ref>。 また、仙石線高城町駅 - 矢本駅間が長期運休となったことに伴い、2011年12月から石巻 - 仙台間で臨時快速が運行されている<ref name="jr-sendai20111115" />。当初は仙台行の片道のみだったが、2012年1月からは石巻行も運行されている<ref name="jr-sendai20111213" />。この臨時快速は同年3月17日のダイヤ改正で「直通快速」として定期化された<ref name="jr-sendai20111216" />(「[[#運行形態]]」節も参照)。2015年5月30日の仙石線全線運転再開に伴い、同年5月29日限りで運転を終了する予定<ref name="jr-sendai20150226" />。 == 駅一覧 == * 普通列車は全駅に停車。 ** 直通快速…●印の駅は停車、|印の駅は通過、△印は旅客の乗降を扱わないが運転停車する。 * 線路(全線単線) … ◇:[[列車交換]]可、|:列車交換不可 * 全駅[[宮城県]]内に所在 {| class="wikitable" rules="all" |- !style="width:6em; border-bottom:3px solid #f99;"|駅名 !style="width:2.5em; border-bottom:3px solid #f99;"|駅間営業キロ !style="width:2.5em; border-bottom:3px solid #f99;"|累計営業キロ !style="width:1em; line-height:1.1em; background:#cfc; border-bottom:3px solid #f99;"|直通快速 !style="border-bottom:3px solid #f99;"|接続路線 !style="width:1em; border-bottom:3px solid #f99;"|線路 !style="border-bottom:3px solid #f99;"|所在地 |- |[[小牛田駅]] |style="text-align:center;"| - |style="text-align:right;"|0.0 |style="text-align:center; background:#cfc;"|△ |[[東日本旅客鉄道]]:[[東北本線]]・[[陸羽東線]] || |style="white-space:nowrap;"|[[遠田郡]][[美里町 (宮城県)|美里町]] |- |[[上涌谷駅]] |style="text-align:right;"|3.5 |style="text-align:right;"|3.5 |style="text-align:center; background:#cfc;"|| |  || |rowspan="2"|遠田郡[[涌谷町]] |- |[[涌谷駅]] |style="text-align:right;"|2.7 |style="text-align:right;"|6.2 |style="text-align:center; background:#cfc;"|| |  |◇ |- |[[前谷地駅]] |style="text-align:right;"|6.6 |style="text-align:right;"|12.8 |style="text-align:center; background:#cfc;"|| |東日本旅客鉄道:[[気仙沼線]](一部列車が小牛田方面へ乗り入れ) |◇ |rowspan="9"|[[石巻市]] |- |[[佳景山駅]] |style="text-align:right;"|4.3 |style="text-align:right;"|17.1 |style="text-align:center; background:#cfc;"|| |  || |- |[[鹿又駅]] |style="text-align:right;"|4.1 |style="text-align:right;"|21.2 |style="text-align:center; background:#cfc;"|| |  |◇ |- |[[曽波神駅]] |style="text-align:right;"|2.5 |style="text-align:right;"|23.7 |style="text-align:center; background:#cfc;"|| |  || |- |[[石巻駅]] |style="text-align:right;"|4.2 |style="text-align:right;"|27.9 |style="text-align:center; background:#cfc;"|● |東日本旅客鉄道:[[仙石線]] |◇ |- |[[陸前稲井駅]] |style="text-align:right;"|3.0 |style="text-align:right;"|30.9 |  |  || |- |[[渡波駅]] |style="text-align:right;"|5.0 |style="text-align:right;"|35.9 |  |  |◇ |- |[[万石浦駅]] |style="text-align:right;"|1.1 |style="text-align:right;"|37.0 |  |  || |- |[[沢田駅]] |style="text-align:right;"|1.3 |style="text-align:right;"|38.3 |  |  || |- |[[浦宿駅]] |style="text-align:right;"|4.1 |style="text-align:right;"|42.4 |  |  || |rowspan="2"|[[牡鹿郡]][[女川町]] |- |[[女川駅]] |style="text-align:right;"|2.3 |style="text-align:right;"|44.7 |  |  || |} * 小牛田駅では石巻線の旅客列車用のホームが1本しかないため、石巻線旅客列車が2本並ぶことはない。 === 廃止区間 === 貨物支線(1980年廃止) : 女川駅 - (貨)女川港駅 (1.4km<ref>旧・女川駅からの距離。現・女川駅からは1.6km</ref>) == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} == 参考文献 == * [[今尾恵介]]監修『[[日本鉄道旅行地図帳]] - 全線・全駅・全廃線』2 東北、[[新潮社]]、2006年。ISBN 978-4-10-790020-3。 == 関連項目 == {{Commonscat|Ishinomaki Line}} *[[日本の鉄道路線一覧]] *[[国鉄の特殊狭軌線]] - 小牛田駅 - 石巻駅間が該当した。旧線名「仙北軽便線」。 *[[金華山軌道]] {{DEFAULTSORT:いしのまき}} [[Category:東北地方の鉄道路線]] [[Category:東日本旅客鉄道の鉄道路線]] [[Category:日本国有鉄道の鉄道路線]] [[Category:仙北軽便鉄道|路]] [[Category:宮城県の交通]] [[Category:仙台湾]] [[Category:石巻線|*]]