八乙女駅

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八乙女駅(やおとめえき)は、宮城県仙台市泉区八乙女中央一丁目にある仙台市地下鉄南北線である。

概要[編集]

八乙女駅は、旧・奥州街道(旧・陸羽街道、旧・国道4号、現・市道七北田幹線1号線[1])をまたぐ形で設置された高架駅で、県道仙台泉線(南北)と県道北環状線(東西)の2つの主要幹線道路が交わる八乙女交差点や、県道仙台泉線と市道七北田幹線1号線が分岐する杉ノ田交差点に隣接し、自動車交通の要所にある。また、七北田川北岸の泉中央副都心に程近い南岸の河岸段丘上にあり、泉中央駅側の高柳川黒松駅側の仙台川という七北田川の支流2つにも挟まれている。

泉中央副都心が形成される前は泉市(現・仙台市泉区)の中心部であった旧奥州街道・七北田宿の南側に位置しており、開業前の仮称は七北田であった。1992年平成4年)の泉中央駅開業までは終端駅であり、バスとの乗り継ぎ指定駅になっているため、同駅開業までは旧・泉市や富谷町方面のバスが多く発着していた。バスターミナル併設の同駅開業後はバス発着数は減ったものの、今も市内の主要バスプールの1つである。

なお、かつて存在した仙台鉄道の八乙女駅については、「仙台鉄道」を参照。

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する高架駅で、ホームは3階、コンコースは2階にある。駅前にはバスプールがあり、泉区南部の団地へのバスが接続する。

のりば
1 南北線 仙台富沢方面
2 南北線 泉中央

勾当台管区駅管轄。

駅外側の一階には、「ふみや」というそばうどん主体の食堂がある。以前は「八乙女駅そば」という店だった(ふみや側面の外壁に当時の店名がそのまま残っている)。注文は食券制のときと後払いのときがある。バスプールに面しているため、バス待ち客の利用もある。

バスプール[編集]

仙台市営バス宮城交通が発着するバスプールがある。

その他[編集]

  • 地下鉄八乙女駅入口バス停(地下鉄乗り継ぎ指定バス停になっている。ただし八乙女駅始発のバスは通過する。)
    • 【仙台市営】[30][X30](仙台北環状線経由)南吉成、[35](川平団地経由)北中山・聖和短大、[38](北環状線経由)青陵校・貝ケ森一丁目、[30][35][38]泉中央駅
    • 【宮城交通】(みずほ台・虹の丘経由)旭ヶ丘駅・仙台駅前(泉中央駅発のみ停車)、泉中央駅

駅周辺[編集]

東側[編集]

西側[編集]

歴史[編集]

仙台鉄道・八乙女駅(テンプレート:ウィキ座標)が、1922年大正11年)から1950年昭和25年)まで、SS八乙女駅付近に存在した[2]

利用状況[編集]

乗車人員推移
年度 一日平均乗車人員
2002 9,087
2003 8,773
2004 8,785
2005 8,677
2006 8,548
2007 8,377
2008 8,152
2009 7,595
2010 7,297
2011 6,599
2012 7,616
2013 7,833
  • 2013年度(平成25年度)
    • 1日平均乗車人数:7,833人

隣の駅[編集]

仙台市地下鉄
南北線
泉中央駅 (N 01) - 八乙女駅 (N 02) - 黒松駅 (N 03)

かつて存在した路線[編集]

仙台鉄道
仙台鉄道線
東照宮前駅 - 八乙女駅 - 七北田駅

脚注[編集]

  1. 仙台市道泉3018号・七北田幹線1号線
  2. 仙台鉄道路線図 七北田周辺詳細図宮城大学教授 徳永幸之仙台鉄道」)
  3. 3.0 3.1 上谷刈・八乙女(平11)PDF (仙台市「仙台市の住居表示実施状況」 2.実施地区名一覧《実施年降順》)
  4. 4.0 4.1 第6回 資料3 町名変更区域図PDF (仙台市「歴史的町名復活検討委員会」)
  5. 5.0 5.1 地下鉄南北線の運行再開についてPDF (仙台市交通局 2011年3月13日)
  6. ホームにひび、橋脚損傷 仙台地下鉄・八乙女駅周辺河北新報 2011年3月26日)
  7. イクスカ出発進行 仙台市地下鉄で利用始まる 河北新報(2014年12月7日)

関連項目[編集]

仙台市営地下鉄南北線 路線図.JPG