アボーンネットワーク

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アボーンネットワーク(Aborn Network,αβοοη δίκτυο)とは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が過疎過ぎて今すぐにでも廃線、もしくは誰か経営してくれるなら押し付けたいと思っている主に裏日本の過疎路線群をまとめて呼ぶ愛称、というか蔑称。A BORN(廃止・削除)とNETWORK(ネットワーク)を合わせた造語である。

概要

JR西日本が東海道新幹線や首都圏各線のようなドル箱を持たないことによりとことん隅に追いやられてしまったローカル線。徹底的に減便し、設備も車両も使えるだけ使い倒す。最近はアボーン内だけでなくアーバンネットワークでもローカル線の原理が押し寄せている。経営姿勢は『乗ってくださいお願いします』である。こんなノリで今日も細々と運行中である。

路線

既にアボーン済みの路線

特徴

全線に共通するわけではないが、アボーンネットワークには以下のような特徴が挙げられる。あてはまる項目が多ければ多いほど素晴らしい。

  • 車両がボロか走ルンです
  • ノロノロ運転
  • 1日*本と数えた方が早い
  • 時刻表の路線図で常に青い線
  • 時刻表の路線図の駅が殆ど白丸
  • 路線区間のほとんどが単線
  • 特急や快速も走らない
  • 過疎過ぎて逆に快速が多い
  • 常に動物をあぼーんさせる
  • 車掌や駅員、さらに客がいない
  • トイレが無い
  • 砂や土、岩で道を塞がれる
  • 存在自体が動く鉄道博物館
  • ICOCA?
  • 客が殆ど高校生

主な車両

主にアボーンネットワークと呼ばれるようになる何十年も昔から走り続ける化石のような車両達が大活躍、というか酷使され続けている。が、裏を返せばもったいない精神を受け継ぐこれぞ究極のエコである。しかし、自治体が金さえ出せば125系、521系のような新型車両が導入されてしまうこともあるから驚きである。しかし途中からJR西日本が『やっぱり自分で負担するよ!』といって自治体からのお布施を受け取らないなどひねくれることもある。

国鉄型

  • キハ28(あぼーん済)、キハ40、キハ47、キハ52(あぼーん済)、キハ58(あぼーん済)、キハ65(あぼーん済)
  • 105系、413系、415系、419系(あぼーん済)、457・471・475系(あぼーん予定)、485系、489系

JR化後に製造

注:(お布施)というのは、自治体が車両代の全てまたは一部を負担して導入された車両である。

  • キハ120、キハ121・126(お布施)、キハ122・127(お布施)、キハ187(お布施)
  • 125系(お布施)、521系(お布施)[1]

自治体との関係

JRとしては廃線にしてしまいたい路線がほとんどであるが、廃線にされては困ると危機を抱いた自治体(抱かない自治体もあるが)はお布施をする。新型車両を導入する手助けをしたり、駅を改築したり、新駅を作ったりする。マニア集客のため妖怪や忍者の力を借りた自治体もある。

ちなみに新事業を行う際、沿線自治体はお布施しなければならないという文言をJR西日本は公式化しようとしたが、遺族団体から「あの事故をわすれたのか!」とか、「同じ過ちをする気か!」などの顰蹙の声があがったため現在は暗黙のルール化としている。

乗車券など

  • 整理券
  • 乗車駅証明書

殆どのアボーンネットワークでは常識。都会人はそんな習慣さえ無いので知らない奴が多すぎて困る。券売機も窓口も無い駅から乗るときはこれを取って乗らないと通常の3倍の運賃を取られてしまうこともあるから、注意が必要である。

ダイヤ改定時のニュースピーク

  • ダイヤを見直します→→本数をカットします
  • 新車を投入します→→座席数と両数はカットします
  • 新快速を増加させます→→その分快速はカットします
  • 特急の愛称を統一します→→特急運転区間のカットを分かりにくくします
  • ~駅に快速が新たに止まります→→所要時間だけは増加します
  • 本年もますます便利になるJRをご利用ください

関連項目

Uncyclopedia logo.png アンサイクロペディアにも、この項目「アボーンネットワーク」が執筆されています。ぜひこちらも読んでみてください。

脚注

  1. なお475系あぼーん計画では自治体からのお布施ではなくJR西の埋蔵金で行われている。